421 - static.185.125.171.120.terrahost.com 2022/09/13(火) 22:00:44.94 ID:R8H5dk1K0
【質問者syamu・ひろゆきに嫌味】
Q誹謗中傷に対して一対一ではないケースも。30代男性からの質問。「数年前ネットに上げた動画が勝手にMAD動画の素材として使われました。どのMAD動画も自分を小馬鹿にする内容で、訴訟を検討しています。ところが動画投稿者は少なくとも数十人で、全員を訴えた場合費用は手間はどれぐらいかかるか」
AMAD動画が載っている投稿サイトが1つありました。これに対してIPアドレスやタイムスタンプを開示求める仮処分する必要がある。この費用も、そこでどれぐらいの量の権利侵害主張するかもあるので、かかる手間ですよね、そこら編も考慮されてくるので、少なくとも何十万円とかかかるんじゃないかと思います。
仮にIPアドレス取得できたとして、プロバイダに発信者情報開示しないといけない。プロバイダごとに裁判起こすということで費用がプロバイダごとにかかると。ですんで、手続き本当にやるとなるとそれなりの金額はかかってくるんじゃないかと思います
Q実際の裁判例を見ると誹謗中傷してきた人全員にやるのではなく特に悪質な人数人を選ぶということも。そういうやり方も選択肢?
Aそうですね、一罰百戒を狙うと。裁判して判決貰ったとしても、一番難しいのは最終的にお金をもらうことなんで。これはね、★【その支払わなくてもいいんだという人もいますから、逃げちゃう可能性もある】。裁判してもお金もらえない可能性があるなかでどう損得感情しながらやっていくかはある。
Q逃げちゃいました、どういう手続きするのか
A今はその財産の調査手続きがあるので、ちゃんと応えないと刑事罰あるんで、それ使ってやっていくにしても損害賠償として認められた金額が少ない場合、その執行も一つの手続きだから弁護士も発生する。そことの天秤という話になる。従来よりは手続きとしては拡充されているが、ないところからは取れないし、更に弁護士かけていくのかということが。
Q遠方のケースもある。弁護士費用とか調査費用を合わせると裁判に測ったけど赤字になるケースも
A基本的には赤字になるんだと思いますね
Q現在の法制度ではそうなっている。
A非常に日本の裁判所が認める金額は低いので、あとは実際弁護士費用もかかるという中では基本的にはマイナスだと思った方がいいんじゃないかなと。それでもやりたい理由を考えたほうがいい。結局今の法制度だったり運用の問題だったりするので、これについては政治家の方なり、総務省の方がどう改善していくか考えた方がいい。
Q刑事事件になる場合は侮辱罪厳罰化あったが、少しは損害ケアしていくというか
Aそうですねぇ。刑事事件も侮辱について懲役または禁錮というのがついたのは喜ばしいが、どういう刑を選択するかは検察官だったり裁判所どう判断するかにかかっているので、禁錮または懲役付けたのはいいけど、実際にはそういう事例が少ないということになると抑止効果としては少ない
Q抑止していくため何が有効か
Aまずはその、問題ある行為がされたら確実に発信者が特定されるというのを法的にもシステム的にも担保するようなものを作っていく必要がある。法的責任を問われる可能性があるということがドライブとして投稿者に働くので、重罰化というのをどこまで進めるのか。手続きの容易性というのも目指していく必要がある。損害賠償金の高額化も、パッケージとして出てこないとなかなか解決できない。