●JBCレディス難解 (1000)

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217 - エッヂの名無し 2023/10/31(火) 09:59:14.126 ID:lnHa9CC5a

わずか一日で日本競馬の新たな道を開拓した。矢作調教師は21年のブリーダーズCで日本馬初の勝利。しかも、フィリー&メアターフのラヴズオンリーユー、ディスタフのマルシュロレーヌで一日2勝の離れ業だった。あれから2年。今年は日本馬9頭の大攻勢に「俺のおかげだろ」と笑みを浮かべ、こう言葉を続けた。
「誰でもブリーダーズCは取りたい。そのなかで一つの成功例ができたことは大きいと思う。やはり、結果が出なかったらね(行きづらい)。海外馬にとってのジャパンCも勝てなくて『来ない、行かない』だから」
特にマルシュロレーヌはBCディスタフで難攻不落と言われた米ダートG1を勝った。日本から近く、欧州から遠い米西海岸開催を狙い、芝でも良績のある馬での挑戦。日頃から口にする「海外でもレースは相手関係や適性を考えて選ぶべき」を実践するレースだった。
「何より牝馬2頭で行って、ともにいい状態で使えることは少ないから、まずはそこが勝因。それ以前に適性は考えていますよ。アメリカのダートは何よりもスピードが必要。パワーじゃないんです。日本でのダート馬という概念は変えていかないといけない」
今年は日本競馬の悲願とされる凱旋門賞への出走がわずかに1頭。一方、2年ぶりの西海岸開催となった米競馬の祭典には9頭が集まった。競馬界全体が自身の理想とする方向へと向かっている。
「普通に考えて、日本の競馬で成績を残している馬が凱旋門賞で成績を残すかとなると、それは難しい。一般的な日本馬の傾向からすれば、芝はブリーダーズCの方が勝利に近いというのは当然だと思う。前回の時に俺が『西海岸、西海岸』と散々言ってきたことも大きかったかな(笑い)」

サンキュー矢作