プロデューサー「どうすりゃいいんだ・・・」 (1)

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1 野に咲く名無し@転載禁止 (be70b189) 2024/10/11 (金) 12:02:36.025 ID:1GkXsENA1主

本拠地、初星学園で迎えたコンテスト戦
ステージ2麻央が大量失点、清夏も勢いを見せず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今期も降格だな」の声
無言で帰り始めるアイドル達の中、学マスのプレイヤープロデューサーは独り相談室で泣いていた
コンテストで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるスキルカード・・・
それを今の周回で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」プロデューサーは悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、プロデューサーははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいランダム変換のイベントが現実に引き戻した
「やれやれ、このクソ周回だけでも終わらせなくちゃな」プロデューサーは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、プロデューサーはふと気付いた

「あれ・・・?ラーメンがある・・・?」
最終追い込みを踏んだプロデューサーが目にしたのは、美鈴との遭遇を回避しようとする手毬だった
千切れそうなほどに校旗が振られ、地鳴りのように手毬がポカやらかす時のBGMが響いていた
どういうことか分からずに呆然とするプロデューサーの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「プロデューサー、Voレッスンだ、早く行くぞ」声の方に振り返ったプロデューサーは目を疑った
「し・・・シュプレヒコール?」 「なんだPっち、居眠りでもしてたのか?」
「こ・・・国民的アイドル?」  プロデューサーは半分パニックになりながら所持スキルカードを見上げた
1番:コール&レスポンス+ 2番:シュプレヒコール+ 3番:成就+ 4番:国民的アイドル+ 5番:存在感+ 6番:内川 7番:魅惑のパフォーマンス+ 8番:スタンドプレー+ 9番:天真爛漫+
暫時、唖然としていたプロデューサーだったが、全てを理解した時、もはや彼の心は澄み渡った空のようだった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
佑芽から1組と3組の分の仕事を受け取り、最終試験へ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、無強化シュプレヒコールかスタンドプレーとバズワードの両方が入ったデッキのクソ二択を突き付けられたプロデューサーが発見され、吉村と村田は保健室内で静かに息を引き取った