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707 エッヂの名無し (L20 gspU-4YVw) 2024/02/02(金) 17:21:53.137 ID:gUaZC3qov
グランプリボスは10年のGT朝日杯FS、GU京王杯2歳Sを制し、最優秀2歳牡馬に輝くと、11年にはGT・NHKマイルC、12年がGUスワンS、13年はGUマイラーズCを制覇した。テスコボーイ→サクラユタカオー→サクラバクシンオーの後継種牡馬として期待は大きく、初年度には123頭もの牝馬を集めたが、初年度産駒は初勝利を挙げるまで94連敗を喫してしまった。快速サクラバクシンオーの産駒ながら1200メートル戦での勝ち星がないという異色の経歴だったグランプリボスからは、期待されたスピード、仕上がりの早さが産駒にはまったく伝わらず、種牡馬としての人気は低下する一方となっている。
21年産のモズミギカタアガリの同期はたった9頭しかいないが、中央では昨年の12月に2歳新馬(ダート1400メートル)でモズパシュート(牡3・田中克)がデビュー勝ちを飾った。グランプリボス産駒の新馬Vは19年12月のミズリーナ以来、実に4年ぶりのことだった。
21、22年の種付け頭数は3頭(産駒はともに1頭)となり、昨年は種付けを行っていないようだ。23年にただ1頭生まれた産駒(牡)の母はモズスーパーフレア。GT6勝を挙げたディープインパクト産駒の女傑グランアレグリアを破り、20年の高松宮記念でGT制覇を飾ったスペイツタウンの良血馬である。母の類いまれなスピードを継承し、数少ないグランプリボス産駒から何とか起死回生の一発を期待したいところだ。

テスコボーイ、逝く

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