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エッヂの名無し (L20 OBsT-4aZ6)
2024/02/25(日) 18:00:30.902 ID:c5b4U1btr
2000年に競馬学校の2年生になった田辺裕信。
トレセン実習では、師匠になる小西一男厩舎に出向いた。週末は小西の運転する車に乗って競馬場に行ったが、師匠が寡黙なため、車内での会話はほとんどない。だから、ついウトウトと眠ってしまう日が続いた。
そんなある日のことだ。その日も舟をこいでうたた寝する田辺に対し、小西が口を開いた。
「後ろの席で寝ていいよ」
当時まだ16歳で素直だった田辺は、言われるまま後ろの席に移動した。すると…。
「何回か繰り返すうちに枕が用意されるようになりました」
人によっては“師匠が運転しているのに寝るとは何様のつもりだ!!”と怒ってもおかしくないシチュエーション。しかし、小西は怒るどころか枕を用意してくれた。2人の師弟関係が今でもうまくいっている理由がよく分かるエピソードだと感じた。田辺は笑いながら言う。
「そのうち出発する瞬間から後ろの席で寝るようになりました」
トレセン実習では、師匠になる小西一男厩舎に出向いた。週末は小西の運転する車に乗って競馬場に行ったが、師匠が寡黙なため、車内での会話はほとんどない。だから、ついウトウトと眠ってしまう日が続いた。
そんなある日のことだ。その日も舟をこいでうたた寝する田辺に対し、小西が口を開いた。
「後ろの席で寝ていいよ」
当時まだ16歳で素直だった田辺は、言われるまま後ろの席に移動した。すると…。
「何回か繰り返すうちに枕が用意されるようになりました」
人によっては“師匠が運転しているのに寝るとは何様のつもりだ!!”と怒ってもおかしくないシチュエーション。しかし、小西は怒るどころか枕を用意してくれた。2人の師弟関係が今でもうまくいっている理由がよく分かるエピソードだと感じた。田辺は笑いながら言う。
「そのうち出発する瞬間から後ろの席で寝るようになりました」