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333 レス · dat原文

>>148 よく見ると石と松ばかりだ
午後は先夜おれに対して無礼を働いた寄宿生の処分法に就ての会議だ
それで赤シャツは人に隠れて温泉の町の角屋へ行って芸者と会見するそうだ角屋ってあの宿屋か宿屋兼料理屋さ
>>138 ひどい奴だ
然しおれには清の云ふ意味が分からなかつた
清が物をくれる時には必ずおやじも兄も居ない時に限る
山嵐もおれも喧嘩を中止して教場へ出た
>>177 こんな悠長な事をするから生徒が宿直員を馬鹿にするんだ
赤シヤツがホと笑つたのはおれの単純なのを笑つたのだ
いよマドンナに違ない
これは人の住まない島だそうだ
夕べは寐られなかつた
おれも職員の一人として一所にくつついて行くんだ
>>92 ここいらがいいだろうと船頭は船をとめて錨を卸した
校長はいつ帰ったか姿が見えない
わるい事は手前達に覚があるだろう
>>18 すると下の方から人声が聞えだした
三十人の足の運びも手の働きも腰の曲げ方もことごとくこのぼこぼん君の拍子つで極まるのだそうだ
文学士と云へば大学の卒業生だからえらい人なんだらう
所がこつちから返報をする時分に尋常の手段で行くと向から逆捩を食はして来る
男はあっと小声に云ったが急に横を向いてもう帰ろうと女を促がすが早いか温泉の町の方へ引き返した
世の中には磊落な様に見えても淡泊な様に見えても親切に下宿の世話なんかしてくれても滅多に油断の出来ないのがありますから
>>3 おれの事は遅かれ早かれおれ人で片付けてみせるから差支えはないがまた例の堀田がとか煽動してとか云う文句が気にかかる
実はどうかしてそばへ懸けてもらいたかったくらいに気の毒でたまらない
第一先生を捕まへてなもした何だ
やにもったいぶっていた
床の真中に大きな懸物があつておれの顔位な大きさな字が二十八字かいてある
>>201 巡査は十五六名来たのだが生徒は反対の方面から退却したので捕まつたのはおれと山嵐丈である
村には観音様がある
おやぢの葬式の時に小日向の養源寺の座敷にかつてた懸物は此顔によく似て居る
五円の茶代を奮発してすぐ移るのはちと残念だがどうせ移る者なら早く引き越して落ち付く方が便利だからそこのところはよろしく山嵐に頼む事にした
野だはこの上まだ踴る気でいる
これは下宿の婆さんの芋責に応ずる策である
門口へ立つたなり中学校を教へろと云つたら中学校は是から汽車で二里許り行かなくつちやいけないと聞いて猶上がるのがいやになつた
気狂が人の頭を撲り付けるのはなぐられた人がわるいから気狂がなぐるんださうだ
只今一寸失念して言ひ落しましたから申します
開かない事は矢っ張り同然である
赤シヤツのあとからマドンナとマドンナの御袋が上等へ這入り込んだ
山嵐は下へ行って今夜ことによると夜中に用事があって出るかも知れないから出られるようにしておいてくれと頼んで来た
おれが大人しく宿直をする
私は以上の理由で寄宿生一同を厳罰に処する上に当該教師の面前に於て公けに謝罪の意を表せしむるのを至当の所置と心得ますと云ひながらどんと腰を卸した
>>76 夫から次の教場へ出たら天麩羅を食ふと減らず口が利き度なるものなりと書いてある
野だはなに教頭のお手際じゃかかりますよ
妙な顔をして互に眼と眼を見合せている
と大分得意である
おれと山嵐は校長と教頭に時間の合間を見計って嘘のないところを応説明した
勘太郎は無論弱虫である
>>155 お早うお帰りとかみさんが浜に立って赤シャツに挨拶する
夫も花の都の電車が通つてる所ならまだしもだが日向の延岡とは何の事だ
>>159 世の中には野だみたように生意気な出ないで済む所へ必ず顔を出す奴もいる
控所へくればすぐうらなり君が眼につく途中をあるいて居てもうらなり先生の様子が心に浮ぶ
芸者が宵にはいろうがはいるまいが僕の知った事ではないだまれと山嵐は拳骨を食わした
所がある日三階から威勢よく下りて今日も泳げるかなとざくろ口を覗いて見ると大きな札へ黒と湯の中で泳ぐべからずとかいて貼りつけてある
>>52 しかし新聞が赤シャツの云う事をそう容易く聴くかね聴かなくって
そうしてそんな悪るい教師なら早く免職さしたらよかろう
そこで仕方がないからこっちも向うの筆法を用いて捕まえられないで手の付けようのない返報をしなくてはならなくなる
小供の時から友達のうちへ泊つた事は殆んどない位だ
全く御殿女中の生れ変りか何かだぜ
>>189 先だっての手紙を見たらさぞ喜んだろう
いよマドンナに違ない
>>218 こんな聖人に真面目に御礼を云はれたら気の毒になつて赤面しさうなものだが狸も赤シヤツも真面目に謹聴して居る許りだ
其代りの具合で君の待遇上の都合もつくんですはあ結構です
どうして睨らんどるんですかどうしててて
>>245 厄介な所だ
おれは洋服だからかしこまるのが窮屈だつたからすぐ胡坐をかいた
>>250 おれが這入つたのを見てみんな申し合せた様におれの顔を見た
ある日の事赤シャツがちょっと君に話があるから僕のうちまで来てくれと云うから惜しいと思ったが温泉行きを欠勤して四時頃出掛けて行った
おれには到底やり切れない
>>23 それから神楽坂の毘沙門の縁日で八寸ばかりの鯉を針で引っかけてしめたと思ったらぽちゃりと落としてしまったがこれは今考えても惜しいと云ったら赤シャツは顋を前の方へ突き出してホホホホと笑った
古い前世紀の建築である
そうしてある奴はなんこを攫む
すると今までだまって聞いていた山嵐が奮然として起ち上がった
其次には鬼瓦位な大硯を担ぎ込んだ
どうださっきの演説はうまかったろう
こんな色つやだったからおれは何でおれが存外無勢力なものに文学士がこれしきの事を書けばいくらでも先生が出てついうとうと寝てしまったあとおれにも明後日様にもいつまで行ったってどうおしるのぞなもしと云ったからええ大事な手紙だから風に揺られて温泉の町のは真平ご免だ
夫なら向ふのやるなり愚迂多良童子を極め込んで居れば向は益増長する許り大きく云へば世の中の為にならない
世の中はいかさま師ばかりでお互に乗せっこをしているのかも知れない
それにしてももう返事がきさうなものだがおれはこんな事許り考へて二三日暮して居た
>>101 新築の二階から首を出して居たら同級生の一人が冗談にいくら威張つてもそこから飛び降りる事は出来まい
おれは皿の芋を平げて机の抽斗から生卵を二つ出して茶碗の縁でたたき割ってようやく凌いだ
下女が雨戸を明けている
左隣りの漢学は穏便説に賛成と云つた
おい君は宿直ぢやないかと聞くからうん宿直だと答へたら宿直が無暗に出てあるくなんて不都合ぢやないかと云つた
あやまりますと云つて着席したら一同が又笑ひ出した
ああやって喧嘩をさせておいてすぐあとから新聞屋へ手を廻してあんな記事をかかせたんだ
うんすぐ拾って来いと云うと小使は急いで馳け出したがやがて半紙の上へ十匹ばかり載せて来てどうもお気の毒ですが生憎夜でこれだけしか見当りません
真直なものは喧嘩をしても心持がい
旗本の元は清和源氏で多田の満仲の後裔だ
どうも下手なものだ
こらであなた一番の別嬪さんぢやがなもし
足を出して拭かせるなんて威張り過ぎるさおれがいつ下宿の女房に足を拭かせた拭かせたかどうだか知らないが兎に角向ふぢや君に困つてるんだ
然し不思議なもので三年立つたらとう卒業して仕舞つた
教師は二人だ
教場の方が急にがやがやする
臆病な男でもないが惜しい事に胆力が欠けている
>>284 下女が雨戸を明けている
釣竿なしで釣が出来るものかどうする了見だろうと野だに聞くと沖釣には竿は用いません糸だけでげすと顋を撫でて黒人じみた事を云った
マドンナぢやないかと思つた
そうかと思うと赤シャツのようにコスメチックと色男の問屋をもって自ら任じているのもある
彡(^)(^)「大大大大大出世ぇぇ!!!!」
>>183 やっぱり教頭のおっしゃる通り寛な方に賛成しますと弱い事を云った
>>131 どうせ兄の厄介になる気はない
校長は三時間目に白墨を持って来て昨日はお世辞は嫌いだと云っては嬉しそうに瞼をはらしている
>>160 最初の二晩はおれも十一時頃迄張番をしたが赤シヤツの影も見えない
何だか水晶の珠を香水で暖ためて掌へ握ってみたような心持ちがした
会津っぽなんてものはみんなこんなものなんだらう
>>80 宿屋へ茶代を五円やった
おれは性来構わない性分だからどんな事でも苦にしないで今日まで凌いで来たのだがここへ来てからまだヶ月立つか立たないうちに急に世のなかを物騒に思い出した
が聞く所によれば風俗の頗る淳朴な所で職員生徒悉く上代樸直の気風を帯びて居るさうである
校長は狸のような鉛がぶら下がってるだけだ
>>272 家老の屋敷が料理屋になるのは陣羽織を縫い直して胴着にする様なものだ
>>22 ハイカラ野郎のペテン師のイカサマ師のと云ひかけて居ると椽側をどたばた云はして二人ばかりよろしながら馳け出して来た
会津っぽなんてものはみんなこんなものなんだろう
温泉へ来て村へ帰る若い衆かも知れない
然し新聞が赤シヤツの云ふ事をさう容易く聴くかね聴かなくつて
じゃ誰からお聞きです
お早うお帰りとかみさんが浜に立って赤シャツに挨拶する
>>213 やがて書記の川村がどうかお着席をと云うから柱があって靠りかかるのに都合のいい所へ坐った
それに来てから月立つか立たないのに辞職したと云うと君の将来の履歴に関係するからその辺も少しは考えたらいいでしょう履歴なんか構うもんですか履歴より義理が大切ですそりゃごもっとも君の云うところは々ごもっともだがわたしの云う方も少しは察して下さい
別に望もない是で沢山だと思つて居た
>>181 面白くもない
これは大方うらなり君のおっ母さんだろう
何かすらと出て骨が折れなくつてさうして清が面白がる様なものはないかしらんと考へて見るとそんな注文通りの事件は一つもなささうだ
あの時承知したのは古賀君が自分の希望で転任すると云ふ話でしたからで古賀君は全く自分の希望で半ば転任するんですさうぢやないんですこに居たいんです
なぜだかわからないがまるで気風が合わない
>>282 時図抜けた大きな声で先生と云ふ
部屋の中を往来するのでも音を立てないように靴の底をそっと落す
帝国万歳とかいて校長の云うところはダーク一座の操人形よりよっぽど手ひどく遣られている
赤シャツが芸者を先へよこして後から忍んでくるかも知れない
山嵐は君それを引き込めるのかと不審さうに聞くからうんおれは君に奢られるのがいやだつたから是非返す積りで居たが其後段考へて見ると矢っ張奢つて貰ふ方がい様だから引き込ますんだと説明した
宿直は一寸用達に出たと小使が教へた
どうも狭い土地に住んでるとうるさい者だ
あげ