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さんg 避難所 WBC実況

758 レス · dat原文

山嵐は何を云ふかと思ふと只今校長始めことに教頭は古賀君の転任を非常に残念がられたが私は少反対で古賀君が一日も早く当地を去られるのを希望して居ります
夫だから中学校の小使なんぞをして居るんだ
何だかべらべら然たる着物へ縮緬の帯をだらしなく巻き付けて例の通り金鎖りをぶらつかしている
船が岸を去れば去るほどいい心持ちがした
やがて御膳が出る
それを思うと清なんてのは見上げたものだ
時は小供心になぜあんなに可愛がるのかと不審に思つた
まだある
山嵐はまだおれの顔をにらめて居る
いやしくも自分が校の留守番を引き受けながら咎める者のないのを幸に場所もあろうに温泉などへ入湯にいくなどと云うのは大きな失体である
こっちで口を切ってあとをつけないのは無責任ですね
あんまり腹が立ったからそれじゃ私が人で行って主筆に談判すると云ったらそれはいかん君が談判すればまた悪口を書かれるばかりだ
>>100 おや山嵐の癖にどこ迄も奢る気だな
血が出るんだろう
でもとより処分法は校長から命令されているところへうしろから山嵐が感心したくらいだ
教頭は角屋へ泊つて悪るいと云ふ規則がありますかと赤シヤツは依然として鄭寧な言葉を使つてる
捕まえた手はぬるぬるする
するとうらなり君は今日は私の送別会だから私が先へ帰つては失礼ですどうぞ御遠慮なくと動く景色もない
上等の切符で下等へ乗るに不都合はなかろう
>>152 月はまだ出て居ない
東京と断わる以上はもう少し奇麗にしそうなものだが東京を知らないのか金がないのか滅法きたない
松の枝を挿して何にする気か知らないが何ヶ月立っても散る気遣いがないから銭が懸らなくってよかろう
笹は毒だからよしたらよかろうと云うといえこの笹がお薬でございますと云って旨そうに食っている
其時おれは男の様子を見てはてなと思つた
学校の生徒は八百人もあるのだから体操の教師が隊伍を整えて組組の間を少しずつ明けてそれへ職員が人か二人ずつ監督として割り込む仕掛けである
泳ぐのは断念したが学校へ出てみると例の通り黒板に湯の中で泳ぐべからずと書いてあるには驚ろいた
おれの足音を聞きつけて十間位の距離に逼つた時男が忽ち振り向いた
なるほど十五畳敷にいつまで居る訳にも行くまい
大変な活眼だ中りましたらうがなもしさうですね
山嵐は粗暴な様だがおれより智慧のある男だと感心した
車を並べて停車場へ着いてプラットフォームの上へ出た時車へ乗り込んだおれの顔をじっと見てもうお別れになるかも知れません
田舎者でも退却は巧妙だ
>>81 こうなりゃ険呑は覚悟ですと云ってやった
>>98 野だが居ないんでよっぽど話しよくなった
校長は一通りおれの説明を聞いた生徒の言草も一寸聞いた
うんと云った
坊っちゃんの手紙を頂いてからすぐ返事をかこうと思ったがあいにく風邪を引いて週間ばかり寝ていたものだからつい遅くなって済まない
>>44 練兵場で式があると云ふので狸は生徒を引卒して参列しなくてはならない
顔のなかを御祭りでも通りやしまいし
亭主が云ふには手前は書画骨董がすきでとうこんな商買を内で始める様になりました
個人でもとどの詰りは腕力だ
タナとは何の事だか知らないが聞かないでも困らない事だから黙つて居た
上げてやるったって誰が上がってやるものか先生は月給がお上りるのかなもし上げてやるって云うから断わろうと思うんです何でお断わりるのぞなもし何でもお断わりだ
議論は議論として此宿直が愈おれの番に廻つて来た
どうしてそんな詳しい事が分るんですか
よく考えたがまた出なければ僕は計略は下手だが喧嘩とくるとこれでもれっきとした所為とより外に仕方がないからやめる
端渓には上層中層下層とあって今時のものはみんな上層ですがこれはたしかに中層ですこの眼をご覧なさい
途中から小倉の制服を着た生徒にたくさん逢ったがみんなこの門をはいって行く
見るとパイプをしまって縞のある絹ハンケチで顔をふきながら何か云っている
八日目には七時頃から下宿を出て先づ緩るりと湯に入つて夫から町で鶏卵を八っ買つた
気狂ひじみた真似も大抵にするがい
成程世界に戦争は絶えない訳だ
なるほど何だか少々重たい気がする
みんなが驚ろいてるなかに赤シャツとは一体どう云う了見だろう
おれはこう云う単純な人間だから今までの喧嘩はまるで忘れて大いに難有いと云う顔をもって腰を卸した山嵐の方を見たら山嵐は向知らん面をしている
おれは五十人あまりを相手に約時間ばかり押問答をしているとひょっくり狸がやって来た
>>124 御早う御帰りとかみさんが浜に立つて赤シヤツに挨拶をする
とわからぬ事をならべているところへうしろから山嵐が何か騒動が始まったと見てとって剣舞をやめて飛んできたがこのていたらくを見ていきなり頸筋をうんと攫んで引き戻した
>>228 野だ公は恭しく校長の前へ出て盃を頂いてる
元来ならおれが山嵐と戦争をはじめて鎬を削ってる真中へ出て堂々とおれの肩を持つべきだ
>>356 赤シャツは琥珀のパイプを絹ハンケチで磨き始めた
>>343 まあ精出して勉強してくれと云って恭しく大きな印の捺った辞令を渡した
世の中に正直が勝たないで外に勝つものがあるか考へて見ろ
系図が見たけりゃ多田満仲以来の先祖を人残らず拝ましてやらあ
天主の松の上をふわふわ飛んで営所のなかへ落ちた
東京を出た事のないものには蜜柑の生っているところはすこぶる珍しいものだ
やがてお膳が出る
ごろごろと五分ばかり動いたと思ったらもう降りなければならない
物理学校でさえおれくらいな声が出るのに文学士がこれじゃ見っともない
うらなり君が何と云ったっておれは学校を休んで送る気でいる
うちへ帰ってあいつの申し条を考えてみると応もっとものようでもある
こだらうとい加減に見当をつけて御免と二返許り云ふと奥から五十位な年寄が古風な紙燭をつけて出て来た
淡泊だと思つた山嵐は生徒を煽動したと云ふし
もし山嵐が煽動したとすれば生徒と山嵐を退治れば夫で沢山だ
自分が馬鹿なら赤シャツは馬鹿じゃない
然し自分がわるくないのにこつちから身を引くのは法螺吹きの新聞屋を益増長させる訳だから新聞屋を正誤させておれが意地にも務めるのが順当だと考へた
ただ清は昔風の女だから自分とおれの関係を封建時代の主従のように考えていた
清は玄関付きの家でなくつても至極満足の様子であつたが気の毒な事に今年の二月肺炎に罹つて死んで仕舞つた
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すると狸はあなたは今日は宿直ではなかったですかねえと真面目くさって聞いた
それにしても世の中は不思議なものだ虫の好かない奴が親切で気のあった友達が悪漢だなんて人を馬鹿にしている
人間は竹のように真直でなくっちゃ頼もしくない
抜き身の動くのは生徒がわるいんじゃない
成程女と云ふものは細かいものだ
こんな事が毎晩あっても命のある間は心配にゃなりません
夫剰余を君に廻はすと云ふのだから君は誰にも気の毒がる必要はない筈です
焦慮いなそれが赤シャツの指金だよ
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わるい事をしなけりゃ好いんでしょう赤シャツはホホホホと笑った
>>209 お墓のなかで坊っちゃんの来るのを楽しみに待っておりますと云った
>>372 山嵐は大分血が出ているぜと教えてくれた
日清いたい
大方校長のあとを追懸けて帰ったんだろう
おれにはよく聞えないまた聞きたくもない
おれは三年間学問はしたが実を云ふと教師になる気も田舎へ行く考へも何もなかつた
>>479 この手拭が湯にはいって行くと向うの隅ではあんなに世話になっている
これは妙だ
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>>171 鮪の二匹や三匹釣ったってびくともするもんか
>>207 出立の日には朝から来て色世話をやいた
おれも真似をして汁を飲んでみたがまずいもんだ
>>172 そう早く死ぬとは思わなかった
第一単語を大変沢山知つてる
>>156 おれの通る路は暗い只はづれに見える月あかりが目標だ
まして教場の小僧共なんかには愛嬌も御世辞も使ふ気になれなかつた
>>50 四学校には宿直があって職員が代る代るこれをつとめる
>>192 勘太郎は四つ目垣を乗りこえて栗を盗みにくる
どうも山嵐の方がおれよりも利巧らしいから万事山嵐の忠告に従う事にした
>>366 あんな奸物をあのままにしておくと日本のためにならないから僕が天に代って誅戮を加えるんだ愉快だ
おれは空を見ながら清の事を考へて居る
清は今に返すだろうなどとかりそめにもおれの懐中をあてにしてはいない
其うち喇叭が鳴る
>>275 旅費は足りなくっても暑いにはならない 途中小間物屋で買って来て九円だって来る
然し清は心配して居るだらう
存じませんで済むかと箒を椽側へ抛り出したら小使は恐る箒を担いで帰つて行つた
夕べは寝られなかった
うらなり君は順々に献酬をして巡周るつもりとみえる
>>421 自分が馬鹿なら赤シャツは馬鹿じゃない
忌々しい事にいくら力を入れられてから毎日住田の温泉へはいると黒板一杯ぐらいな論法で働くものが飛び起きると同時に忘れたように聞えるがそういう意味に解釈したってそんな注文をしてあれは持前の声で話すがいいまた内所話をしない
其夜から萩野の家の下宿人となつた
>>196 おれは別に恥づかしい事をした覚はないんだから立ち上がりながら部屋中一通り見巡はしてやつた
>>297 わるいのは校長でもなけりゃおれでもない生徒だけに極ってる
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大抵はなりや様子でも分る
全く喜んでいるんですね吉川君喜んでるどころじゃない
>>174 この容子じゃおれの天麩羅や団子の事も知ってるかも知れない
>>465 教師の癖に出て居る打てと云ふ声がする
とにかく赤シヤツの所へ行つて断はつて来なくつちあ気が済まない
えっぽど長いお手紙じゃなもしと云ったからええ大事な手紙だから風に吹かしては見吹かしては見るんだと自分でも要領を得ない返事をして膳についた
>>462 教頭なんて文学士の癖に意気地のないもんだ
下宿の建築が粗末なんだ
よく先生が品切れにならない
>>308 おい見ろ見ろと小声になったからおれは思わずどきりとした
家を畳んでからも清の所へは折行つた
月は後からさして居る
>>2 山嵐もおれも喧嘩を中止して教場へ出た
こいつの云ふ事は一癪に障るから妙だ
おれはかう決心をしたから廊下の真中へあぐらをかいて夜のあけるのを待つて居た
商買をしたって面倒くさくって旨く出来るものじゃなしことに六百円の金で商買らしい商買がやれる訳でもなかろう
小僧は茫やりして知らんがのと云つた
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此三年間は四畳半に蟄居して小言は只の一度も聞いた事がない
其後ある人の周旋で街鉄の技手になつた
もう三週間もしたら充分食えるだろう
二時間目に白墨を持つて控所を出た時には何だか敵地へ乗り込む様な気がした
然し自分がわるくないのにこつちから身を引くのは法螺吹きの新聞屋を益増長させる訳だから新聞屋を正誤させておれが意地にも務めるのが順当だと考へた
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靴足袋ももらった
但し狸と赤シヤツは例外である
>>92 下女が雨戸を明けている
教場のしくぢりが生徒にどんな影響を与へて其影響が校長や教頭にどんな反応を呈するか丸で無頓着であつた
生徒の風儀は教師の感化で正していかなくてはならんその着手として教師はなるべく飲食店などに出入しない事にしたい
>>163 静かにしろ夜なかだぞとこつちも負けん位な声を出して廊下を向へ馳けだした
>>47 いかに聖人のうらなり君は去られてものはこの時からの癖に意気地がないと険呑ですよと云うとたしかに泊りますと云うから尾いて来た
八赤シャツに勧められて釣に行った帰りから山嵐を疑ぐり出した
箒を持つて来てバツタの死骸を掃き出した
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>>520 こんな狭くて暗い部屋へ押し込めるのも茶代をやらないせいだろう
三十人の足の運びも手の働きも腰の曲げ方も悉くこのぼこぼん君の拍子一つで極まるのださうだ
そう云っちゃ取りつきどころもないが実は僕も教頭として君のためを思うから云うんだがわるく取っちゃ困る教頭は全く君に好意を持ってるんですよ
小使が来て何ですかと云うから何ですかもあるもんかバッタを床の中に飼っとく奴がどこの国にある
大分寒くなつた
おれが悪るいです
ひろ/″\とした海の上で潮風に吹かれるのは薬だと思つた
沖へ行って肥料を釣ったりゴルキが露西亜の文学者だったり馴染の芸者が松の木の下に立ったり古池へ蛙が飛び込んだりするのが精神的娯楽なら天麩羅を食って団子を呑み込むのも精神的娯楽だ
しかし清の事も引く事も多少はどうしたと悔むのが承知するものか
>>154 赤シャツが果たして山嵐の推察通りをやったのなら実にひどい奴だ
吾輩は大いに古賀君のためにこの転任を祝するのである
>>563 わざわざ東京からこんな奴を教えに来たのかと思ったら情なくなった
ちっと気を付けようところが去年あすこのお父さんがお亡くなりてそれまではお金もあるし銀行の株も持ってお出るし万事都合がよかったのじゃがそれからというものはどういうものか急に暮し向きが思わしくなくなってつまり古賀さんがあまりお人が好過ぎるけれお欺されたんぞなもし
辞表の事はいざとなるまでそのままにしておいても差支えあるまいとの話だったから山嵐の云う通りにした
ところへ待ちかねたうらなり君が気の毒そうにはいって来て少々用事がありまして遅刻致しましたと慇懃に狸に挨拶をした
>>111 東京を出た事のないものには蜜柑の生っているところはすこぶる珍しいものだ
うんと単簡に返事をしたら山嵐は安心したらしかつた
甥に代筆を頼もうと思ったがせっかくあげるのに自分でかかなくっちゃ坊っちゃんに済まないと思ってわざわざ下たがきを返してそれから清書をした
年寄の方が正しいのだ
そうこうするうち時間が来たから山嵐と所に会場へ行く
生徒はやかましい
あんまりないが子供の時小梅の釣堀で鮒を三匹釣った事がある
>>191 どうしても早く東京へ帰つて清と一所になるに限る
それでただ今校長及び教頭のお述べになったお説は実に肯綮に中った剴切なお考えで私は徹頭徹尾賛成致します
鬼神の御松ぢやの妲妃の御百ぢやのて怖い女が居りましたなもしマドンナも其同類なんですかね其マドンナさんがなもしあなた
すると赤シャツは山嵐の机の上へ肱を突いてあの盤台面をおれの鼻の側面へ持って来たから何をするかと思ったら君昨日返りがけに船の中で話した事は秘密にしてくれたまえ
其上に君と僕を同時に追ひ出しちや生徒の時間に明きが出来て授業にさし支へるからな夫ぢやおれを間のくさびに一席伺はせる気なんだな
>>410 自分の力でおれを製造して誇ってるように見える
>>496 おれの坐つてた右側にある戸が半分あいて生徒が二人おれの前に立つて居る
あなたの手腕でゴルキなんですから私なんぞがゴルキなのは仕方がありません
>>209 一人不足ですがと考へてゐたが是は足りない筈だ
ところが山嵐が君はよす方がよかろうと首を傾けた
>>269 そうこうする内に喇叭が鳴った
久しく喧嘩をしつけなかつたからこんなに答へるんだらう
そんなえらい人が月給四十円で遥こんな田舎へくるもんか