1 風吹けば名無し (sage) 2006/01/29(日) 00:16:10.48 ID:x81RfO8d
一人暮らしの老人はそう呟き一人、
コンビニでかった弁当を食べ始めた。
・・・
ああ、そうか・・・これは俺の未来の姿なんだ。
隆はそのまま目を閉じて電車の揺れに身を任せた。
行き先は東京。
暗い未来を確認しながらも彼は電車を降りなかった。
---終---
4 風吹けば名無し (sage) 2006/01/29(日) 00:26:36.09 ID:x81RfO8d
区役所からの帰り道、後悔はない、そう何度も心に呟きながら山田は歩いた。
今日、自身の死亡届を出してきた。
俺はもうこの世に存在しない人間だ。
ポケットに入っている小銭がチャラチャラ音を立てる。
駅の手前で物乞いをしてる乞食。
「すんません、隆いいますねんけどお金ください」
訳のわからないことを叫ぶ乞食にポケットの小銭を思いっきり投げつけた。
ジャラジャラと小銭が道に転がっていく。
その様はまるで俺の行く末のようだと山田は思った。
重い足取りを引きずり地獄へ向かうかのように切符売り場へ足を向ける。 ―――続く―――
5 風吹けば名無し (sage) 2006/01/29(日) 00:29:31.18 ID:N0G6h1qw
乞食は言った「とっつあ〜ん!」
誰がとっつあんなものか、銭を投げれば銭形という安直さに田中は
憤りを隠せなかった