詩を詠む (13)

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1 野に咲く名無し@転載禁止 (da97330b) 2024/10/12 (土) 20:04:34.073 ID:AvjAm87MO主

「来ました」
「詠みますね」
https://i.imgur.com/SxNhKlQ.png

□おすすめ設定
1、専ブラのsikiをダウンロード(https://sikiapp.net/)
2、voicevoxをダウンロード(https://voicevox.hiroshiba.jp/)
3、プラグイン「voicevox_test」をダウンロード(https://sikiapp.net/plugins/)
4、プラグイン内「index.js」ファイルをテキストソフトで開き、「defaultSpeaker」の数字を0から47へ変更
5、sikiを起動し、左上の「三」ボタン→ツール→場所を開く→設定の場所を開く→pluginsフォルダ内に3をおく
6、sikiを再起動
7、voicevoxを起動し、そのまま放置
8、右クリック→スレッド操作→オートスクロール→読み上げを選択
9、スレURLをコピーしてsikiでスレを開く
10、右下▲クリックしてスレを読み上げ再生

2 野に咲く名無し@転載禁止 2024/10/12 (土) 20:04:46.336 ID:AvjAm87MO主

「木の実」
「茨木のり子」

3 野に咲く名無し@転載禁止 2024/10/12 (土) 20:05:11.098 ID:AvjAm87MO主

高い梢に
青い大きな果実が ひとつ
現地の若者は するする登り
手を伸ばそうとして転り落ちた

4 野に咲く名無し@転載禁止 2024/10/12 (土) 20:05:19.013 ID:AvjAm87MO主

木の実に見えたのは
苔むした一個の髑髏である

5 野に咲く名無し@転載禁止 2024/10/12 (土) 20:05:29.299 ID:AvjAm87MO主

ミンダナオ島
二十六年の歳月
ジャングルのちっぽけな木の枝は
戦死した日本兵のどくろを
はずみで ちょいと引掛けて
それが眼窩であったか 鼻孔であったかはしらず
若く逞しい一本の木に
ぐんぐん成長していったのだ

6 野に咲く名無し@転載禁止 2024/10/12 (土) 20:05:40.907 ID:AvjAm87MO主

生前
この頭を
かけがえなく いとおしいものとして
掻抱いた 女がきっと居たに違いない

7 野に咲く名無し@転載禁止 2024/10/12 (土) 20:05:57.419 ID:AvjAm87MO主

小さな顳額(こめかみ)のひよめきを
じっと視ていたのはどんな母
この髪に指からませて
やさしく引き寄せたのは どんな女

8 野に咲く名無し@転載禁止 2024/10/12 (土) 20:06:05.332 ID:AvjAm87MO主

もし それが わたしだったら......

9 野に咲く名無し@転載禁止 2024/10/12 (土) 20:06:22.162 ID:AvjAm87MO主

絶句し そのまま一年の歳月は流れた
ふたたび草稿をとり出して
嵌めるべき終行 見出せず
さらに幾年かが 逝く

10 野に咲く名無し@転載禁止 2024/10/12 (土) 20:06:27.238 ID:AvjAm87MO主

もし それが わたしだったら
に続く一行を 遂に立たせられないまま

11 野に咲く名無し@転載禁止 2024/10/12 (土) 20:06:55.440 ID:AvjAm87MO主

「ありがとうございました」
「また来ますね」
https://i.imgur.com/SxNhKlQ.png

12 野に咲く名無し@転載禁止 2024/10/12 (土) 20:31:31.216 ID:Q7Oa8f2Jg

落差🥺

13 野に咲く名無し@転載禁止 2024/10/12 (土) 20:39:27.254 ID:cpNQ4Zl3I

そのままか…