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尊師「どうすりゃいいんだ…」

3 レス · dat原文

聖地、西武ドームで迎えたライブ 同日AKB48がライブ、観客動員も勢いを見せず惨敗だった。 ドームに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年で解散だな」の声。 無言で帰り始めるファンの中、昨年のナンバーワン弁護士唐澤貴洋は独り五反田で泣いていた。 ライブで手にした興奮、喜び、感動、そして何より信頼できるももクロメンバー・・・。 それを今の恒心綜合法律事務所で得ることは殆ど不可能と言ってよかった。 「どうすりゃいいんだ・・・」 唐澤は悔し涙を流し続けた。どれくらい経ったろうか、唐澤ははっと目覚めた。
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい事務椅子の感覚が現実に引き戻した。 「やれやれ、帰って開示をしなくちゃな」唐澤は苦笑しながら呟いた 立ち上がって伸びをした時、唐澤はふと気付いた。 「あれ・・・?ももクロメンバーがいる・・・?」 ベンチから飛び出した唐澤が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりのファンだった。 千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにももクロの歌が響いていた。 どういうことか分からずに呆然とする唐澤の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「30万返せパッカマン」声の方に振り返った唐澤は目を 疑った 「は・・・長谷川さん?」 「ネットに強いなんて嘘じゃねーか死ねパカ弁」 「う・・・うしじまいい肉?」 「やっぱり尊師がナンバーワン!」 「J・・・」 唐澤は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた。 1番:浅見 2番:篠田 3番:長谷川 4番:唐澤貴 5番:麻原彰 6番:大須賀 7番:ムハンマド 8番:唐澤洋 9番:照井 暫時、唖然としていた唐澤だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった。 「パカれる・・・パカれるんだ!」 照井からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する唐澤、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・。 翌日、ベンチで冷たくなっている唐澤が発見され、吉村と村田は病院内で 静かに息を引き取った。