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やさしさ

8 レス · dat原文

粉飾決算の件で職を失った私は、息子とともに日本から逃げ出し、アラスカの極寒の地を彷徨っていた。 「お腹すいたナリ・・・」 「頑張れ。もうすぐで休憩だ。アザラシでも捕って食おうじゃないか。」 「アザラシなんて当職は食べたくないナリ!当職が求めるのは当職の階級に相応しい高級料理だけナリよ!」 「いい加減にしろ。現実と向き合わなければならん。河野おじいさんの言っていたことを忘れたのか。」 「嫌だ!嫌ナリよ~!」 バタバタと足を動かして喚き散らす。ダチョウの遺伝子の発現か。まったく、みっともない。 「そんだけ元気があるなら大丈夫だ。さあ着いたぞ。」 おかしい、アザラシどころか魚一匹見つからない。原住民に騙されたのだろうか。 「パパ~!お腹すいたナリよ~もう限界ナリ~」 また「幼児化」した。私が構ってやらないといつもこうなのだ。 「困ったね。まあとりあえず休憩しよう。」 小さな穴を見つけたので私たちはそこでしばらく休むことにした。 優~しい世界~の始まりナリ~さよ~ならさよな~ら♪ 奥の方で何かやっているようだ。やれやれ。どれだけ手を焼かせたら気が済むのだろう。 「つくる!つくるナリよ!」 「何をつくるんだ。」 「カレーライス、パパ好きだったでしょ?」 ブチチチチブチチュチュチブチ・・・ 「ライスはないから氷で我慢してね。見た目はカレー・・・カレーナリよ。」 なんだ。私の気づかないうちに、少しは大人になったじゃないか。 その精一杯の優しさに、私は目から涙が止まらなかった。
自分の義父を名字で呼ぶくず
アラスカという世界進出路線いいなりね
ほのぼのした雰囲気に少しの汚物を加えていくスタイル美しい
設定から草生えた
核投下跡地
核投下跡地
核投下跡地