私は木缶木ゆゑ、華の女子高校生
こんこ姉さんに会いに外からはるばるチューリップ農園に通っている
将来の夢はこんこ姉さんのように監視塔で働く格好いい女性になること
だからこれはただ姉さんに会いに行くんじゃなくて社会見学の一環なのです
👧🏻「……姉さん、今日はどんなことをするの?」
😇「んー最近は脱走を企てる奴もいないしグラサンに見回りさせとけば大体終わる。問題なしの報告を受けてそれにハイハイってハンコ押すだけ。楽なもんだよ」
👧🏻「……じゃあハンコを押していない間は何をしているの?」
😇「そりゃアレだよアレ(はわわっ女にセクハラしてるなんて言ったらゆゑの中の素敵なお姉ちゃん像が壊れる!)」
😇「じ、実際に目で見るのも大事だから散歩がてら農園を回ってこう…アレよ」
👧🏻「……部下の言葉を鵜呑みにすることなく、現場での監視・指導を自らも行うんですね」
😇「そうだよ(便乗)」
👧🏻「……さすがこんこ姉さんです」
😇(ふーーっ切り抜けた!あとでピザ屋の娘にセクハラしよ)
木缶木ゆゑは成長する
35 レス · dat原文
農園での楽しみはもうひとつある
私はそのために帰り道でちょっと寄り道をする
🥺「ぷゆっ、ぷぅっ💦」
👧🏻「……えい」(後ろからカンチョー)
🥺「ぷっ!?(驚いて絶命)」ブリブリリ
👧🏻「…………」
🥺「…………」
👧🏻「……臭い。……起きて、私です、ゆゑです」
🥺「びっくりしたぷー」プリッ
農園で働く丸くて黄色い謎の生命体、ぷゆゆ
彼らにちょっかいをかけるのが、私の密かな楽しみ
何度かちょっかいをかけていると、ぷゆゆごとの違いも何となく分かってくる
よく話すのは、いつも他のぷゆゆ達のまねっこして一拍遅れでクワを振るぷゆゆ
私と同じでまだ新米みたいです
🥺「ゆゑちゃんはいつもどこにいるぷゆ?農園では見ないぷゆ」
👧🏻「……農園の外です」
🥺「農園の外にもなにかがあるぷゆ?」
👧🏻「……もちろん、私の家も外にあるもの」
🥺「外ってどんなのぷー?農園とちがうぷゆ?」
👧🏻「……外の写真を見せますね、綺麗なものいっぱい撮ってるんです」
当然の権利のようにセクハラすなーっ!!!☝💦💦
ちょっかいってカンチョーだったのか……
でもぷゆゆどもは外に出る権利がないんだよね🥺
🥺「この花はなにぷー?チューリップとちがうぷゆ」
👧🏻「……これはコスモス、秋に咲く花」
🥺「秋にしか咲かないぷー?チューリップはいつでも咲くぷゆ」
👧🏻「……農園のチューリップは特別だから。本当は春に咲くんです」
🥺「じゃあこのサンカクの森はなにぷゆ?」
👧🏻「……山、長い時間をかけて地面が盛り上がってできたの」
🥺「地面が大きくなるぷゆ!?」
👧🏻「……うん、雲に届くくらい大きくなります」
🥺「雲に!じゃああの壁より大きいぷゆ?」
👧🏻「……農園の壁はせいぜい18m。山は壁より何十倍も大きいんです」
🥺「すごいぷー!ぷゆも外にいきたいぷゆ!山の上から雲に乗って春や秋に咲く花を見にいくぷゆ」
🥺「ゆゑちゃんつれていって!」
👧🏻「……ごめんね、こんこ姉さんに外に出すなって言われてるから」
🥺「おねがぁい」コイヌノメ
👧🏻「……こんど聞いてみます」
望みは薄いけれど、もしかしたらオーケーが貰えるかも
ほんの少しの外出で綺麗な景色を楽しむくらいは
後日、こんこ姉さんににこの事を話してみた
姉さんは途中からタバコを吸いだして機嫌が悪そうです…
😇「駄目。一番最初に言っただろ、農奴を外に出すなって」
👧🏻「……一度だけ、コスモス畑を見せるだけ……すぐ元に戻しますから」
😇「私はこうも言ったな、農奴とは関わるなと」
👧🏻「……外では見ない生き物が珍しくて……それにかんか姉さんは遊んでました」
😇「かんかは、」
🍎「おっ今アタシのこと呼んだ?こん姉に呼ばれて飛び出るアタシかんか!!」
😇「…コイツはいいんだよ馬鹿だから。でもゆゑは違うだろ」
👧🏻「……」
😇「納得できませんって顔だな。じゃあ二人に質問」
👧🏻🍎「「?」」
😇「私に“今からその辺の農奴10人ほど拷問室に連れていけ”って言われたらどうするよ?」
🍎「そんなの連れていくだけじゃん」
👧🏻「……えっと、その辺のっていうのは……誰が何をしたとかは?」
😇「ほらね。…あとかんか、今のはただの質問だから実行しようとすんな」
🍎「えっそうだったのか」
😇「まあいいや、立ったついでにジュース持ってきて」
🍎「わかった!」ダダダダ
👧🏻「……かんか姉さんは割り切れているんですね」
😇「かんかは考える頭が無いだけ。一番幸せなタイプだよ」
👧🏻「……こんこ姉さんは?」
😇「そんなもん…」
言いかけて、姉さんは目を逸らすと紫煙を吐き出す
😇「ふー…とにかく、農奴に情けをかけるな。奴らは替えの利く道具だから。それが出来ないならアンタはここじゃやっていけない」
その後かんか姉さんが持ってきたジュースが、苺味なのか林檎味なのかもよく分からなかった
ただむせ返るような甘さが気持ち悪くて、逃げるように監視塔を出た
とてもぷゆゆと会う気分じゃなかったけど、ぼうっとしていたら足が寄り道へと進んでいた
そこで白衣姿の少女がぷゆゆたちと駆けっこで遊んでいるのを見つける
私より年下に見える女の子もああして農園で働いているんだ…
私は救いを求めるような気持ちで彼女に話しかけた
👧🏻「……駆けっこ楽しそうですね」
只「ん?君は…あー、こんこの妹だっけ」
👧🏻「……はい、私がこんこの妹です。ゆゑといいます」
只「そう。…生体実験だから」
👧🏻「……生体実験?」
只「新しい毒薬。途中で逃げられて追いかけてた」
👧🏻「……えっと、どうして毒を?」
只「ぷゆゆって面白いんだ。体をまっぷたつにしても分裂した体がそれぞれ新しい個体になって、最近はどう破壊すれば個体生成に支障が出るかを調べててでも不思議なことに体じゃなくて精神に傷をつけた方が影響が出やすいんだ例えば磨り潰して」
👧🏻「……もう結構です。バイバイ」
チューリップ農園で働くってそういうことなんだ……
私はどうすればいいんだろう
かんかちゃんバカ認定されてて草
シリアスら🥺
その日は眠れなくて、街で一番高い所へと出かけた
薄暗い空の下で輝く街明り──私の好きな景色
こんな景色を今頃二人の姉も見ているのかな?
スマホで写真を撮って、姉に共有しようとして手が止まる
ううん、農園は人里離れた僻地にあるから輝くのは天上の星々だ
👧🏻「……はぁ、やっぱり私にはなれないのかな」
ふと、誤タップで写真の画面が逆さまになる
見えるのは空に輝く街明り──まるで農園の景色みたい
……そうか
きっと、とても簡単なこと
農園って拷問室なんてあったの😨
私は木缶木ゆゑ、華の女子高校生
こんこ姉さんに会いに外からはるばるチューリップ農園に通っている
将来の夢はこんこ姉さんのように監視塔で働く格好いい女性になること
だからこれはただ姉さんに会いに行くんじゃなくて社会見学の一環なのです
👧🏻「……姉さん、会いに来たよ」
😇「…へ、ゆゑ?もう来たの?」
👧🏻「……なに、エッチな本でも見てた?」
😇「ばっ!?そそそんなわわけないだろ!報告書にハンコ押してたんだよ(バレてる!?いやまだだ!)」
👧🏻「……すごく慌ててるけど」
😇「違う!これは…なんとなく、アンタはしばらく来ないと思ってたんだけど。ちょっと驚いた」
👧🏻「……姉さん、あなたの妹は日々成長しているんですよ」
😇「ふーん、まあ…そうか。ジュースでも飲んでけよ、今日もやることは特にないしさ」
👧🏻「……ありがとう。美味しいです、苺ジュース」
農園での楽しみはもうひとつある
私はそのために帰り道でちょっと寄り道をする
🥺「ぷゆっ、ぷぅっ💦」
👧🏻「……だれでしょう」(後ろから目隠し)
🥺「ぷあっゆゑちゃんら!」
👧🏻「……当たり」
🥺「なんだかひさしぶりな気がするぷー」
👧🏻「……そうかな、そうかも」
農園で働く丸くて黄色い謎の生命体、ぷゆゆ
彼らにちょっかいをかけるのが、私の密かな楽しみだった
どうなるんだろう🥺
🥺「ゆゑちゃん、ぷゆを外に連れていく話はどうなったぷゆ?」
👧🏻「……それより、今日はおいもを持ってきたんだ。欲しい?」
🥺「おいも!?ちょうだい!ちょうだい!」
芋を差し出すと、ぷゆゆは途端に目を輝かせる
礼を言う間もなく芋を貪るぷゆゆ
私はそれを見ている
元気に芋を頬張っていたぷゆゆは、突然芋を取り落とし苦しみだす
口から泡をふき、丸い体をぐにゃぐにゃと痙攣させる
私はそれを見ている
ぷゆゆは何かを訴えるような顔を私に向ける
それきり、動かなくなった
私はそれを見ていた
👧🏻「……さようなら」
私は立ち上がり、それの傍をそっと通り過ぎる
一度も振り返らないように
ふと、背後──監視塔の高みから、誰かの視線を感じた
その誰かはこんこ姉さんであればいいと思う
ゆゑは背筋をピンと伸ばし、門へと遠ざかっていく。
壊れた農奴だけが、場に残された。
?!🥺
🥺ぷっ(死亡)
成長の方向性そっち!?🥺
嘘だよね…🥹
こわいぷー🥺
ぷっ!?🥺
やっぱし怖いスね農園は
只って甘菜比ロハか、天才だろ
やっぱ農園はこうでないと
🫨
これはエシャロットちゃんの左遷先
!pay:2000:ID:5KR4qfobw主
ゆゑのたぶんほのぼの向けの設定がディストピアとの合せ技だとだいぶ意味がかわるのいいね
-
★ID:5KR4qfobwに2000g🌷を送りました。
ひえええ🥺
かんかちゃんへの言い草けっこうひどいのちょっとわらう
ぷっ!?🥺(オチが怖くて絶命)
あげちゃお😁