夏の暑さが見え始めた頃である。
仕事を終え、自室で煙草を吹かしていた私は、ふと、子供の頃に作った秘密基地のことを思い出した。
🥺…
ふと、子供の頃に作った秘密基地のことを思い出した🥺
25 レス · dat原文
そこは村でも一番大きな神社と、隣接する公園の間にあった。
笹薮の中にぽっかりと空いた空間を、私は友人数人と偶然見つけたのを覚えている。
🥺…
ある日、公園でいつものように遊んでいると、誰かがその空間に気づいたのだ。
かくれんぼだったか、鬼ごっこだったか、何をしていたか今では思い出せない。
見つけたのは、やけに鼻が高かったゆめちゃんだったのは覚えている。
🥺…
その日は太陽が燦々と輝く夏の日で、みんな汗だくだった。それでもその空間は、周りの笹薮とそれを覆う木々のお陰か涼しかった。
私達は大いにはしゃいだ。誰にも見つかっていないだろうそこは、子供心に深く突き刺さった。
🥺…
わっふるわっふる
私達は何日かかけ、そこを自分達の色に染めていった。
家からビールの箱や短く切られた丸太を持ち込んで椅子を作り、誰かがブルーシートを持ち込んだ。
地面にシートを敷いてそこに寝転がったが、枝や笹の幹が尻に刺さって痛い痛いと泣いていたのは、泣き虫のぽぽとかいうやつだったか。
🥺…
🥺
子供というのは自分の空間が欲しいものである。
私達のなかには、私含め、まだ自分の部屋というものをもらっていない者のほうが多かった。
よく自分の部屋を自慢していた奴の顔はうまく思い出せない。いつもなにか吹いていた、としか印象として残っていない。
🥺…?
ある程度物を持ち込んだ私達は、そこでいろんなことをやったと思う。
あの頃はDSのポケモンが流行っていた時期で、頻繁に対戦を行っていた。
公園で遊び疲れた時は、近所の商店で買ったジュースやアイスをそこで食べた。外であっても、自分達しか知らない場所で飲み食いするのは不思議と高揚した。
🥺…
まあ、子供というものは好き飽きのスパンが短いもので、何週間かするとみんな秘密基地のことは話題に出さなくなっていた。
きっと、他の誰かが、偶然そこを見つけて、また自分達の色に染めていくんだろう。
そんなことを考えたのかもしれない。
🥺🚬…
そして一月が経った頃、いつも頬を赤く染めていた奴が息を切らしながら私達に言った。
「秘密基地の笹薮が、消えている」と
🥺🚬…
私達は走った。
走ってもどうにもならなかった。
ぜいぜいと息を切らしてたどり着いたそこには、もう何もなく、ただ木々が聳え立っていただけだった。
🥺🚬…
自分達がいたのはほんの一月もないくせに、私達は己の場所を失った気持ちでいっぱいだった。
誰かが泣いていた。私もきっと泣いたのだろう。
そこまで思い入れがあるなら、毎日でも通えば良かったのに、と今では思う。
🥺…
ビールの箱やシートも消えていて、まるでそこだけ空間を切り取られたようだった。
喪失感というのはこのようなものなのか、子供に与えるものとしては手厳しかったのではないか。
🥺…
それでも私達はその公園で遊んだ。
別に秘密基地が無くても遊べない訳ではない。
ふと、視界の中にそれがあった時は、心に寂しい風が吹いた。
🥺…
ここまで想ったが、子供の頃の記憶なんて美化されていくものだ。
きっとあの頃はこんなことを考えてもないし考えようともしない、ただボケっと生きていたに違いない。
今もボケっと生きているのには変わりはないが。
🥺…
ただ、突然あの頃のことを思い出したのはなにか虫の知らせという奴だろうか。
ちょうど来週、地元に法事で帰る予定がある。
久しぶりにあの公園へ足を運んでみようかと思う。
🥺…
子供の頃、確かにそこにあった宝物を一人想うのは、なかなかおもしろそうだなと思った。
🥺…
なんかよくわからんがおわり
🥺🚬…
秘密基地
https://youtu.be/WSEdM4h-11k
🥹
なんか分からんが心に思ったことつらつらと書いた🥺
良く分からんね🥺
>>20
うわなっつ
👍
!pay:40:ID:8U4KOBaDy主
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★ID:8U4KOBaDyに40g??を送りました。
ありがと🥺
初めてSS即興で書いたけど難しいね🥺
良いSSですから、前へ進めて下さい
即興でこれとかイッチ才能有るよ👍