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【マスコットSS】野咲ののかの作るチョコ

18 レス · dat原文

 時は2月13日…そう、バレンタインの前日だ。 我らがチューリップ農園も、否応無しにバレンタインムードに包まれる。 「ついに明日だぷー」 「ぷゆもチョコ欲しいぷー」  そわそわが止まらないぷゆゆ達。 各々がチョコを買ったり期待したり、大忙しだ。 しかし、そんなぷゆゆ達が一際楽しみにしているものがあった。 それは…
 バレンタインに向けて準備をしていたのは彼もである。 「ふふ~ん♪バレンタインです。チョコ作っちゃいますよ!」  野咲ののか。 男だがかわいいものが好きな彼は、もちろんチョコレートは作る側。毎年訪れるこのムードを楽しんでいるようだ。 「何にしよう、王道の板チョコか… みんなで食べられるトリュフもいいですね」  かわいいお菓子作りにも詳しい彼は、明日のバレンタインに向けて計画を立てている。 「…でもその前に、材料を買いに行かないと。 あー、今からワクワクが止まらないです!」 ------------  チョコの材料を無事に購入し、その帰り道。 歩きながら、ふと横を見るとポスターが貼ってある。 「これ、なんだろう… なになに、『農園チョコレートコンテスト』!?」  農園チョコレートコンテスト。 各々が作ったチョコレートを持ち寄り競う大会のようだ。 「副賞は板チョコ1年分ですか、いいですね… せっかくの機会だし、参加してみようかな!」  そう決めたののかは、駆け足で家へと帰っていく。 ------------ 「さて、どうしよう…コンテストとあらば、やっぱり素敵なチョコを作らないとね。 オシャレ路線か、僕らしくかわいいチョコもいいかも」  何を作るか考えつつ、チョコレート作りの準備を進めていく。 しかし、途中で大変なことに気づいた。 「あ…すっかり忘れました。チョコの型…」  チョコレート作りの要となるはずの型。 それを買い忘れてしまったようだ。 「あーーどうしようどうしよう、買い直しに…でももう遅いしなぁ。 どこかに何かないかな」  慌ててキッチンを探し回る。 しばらく探した後、あるものを見つけた。 「あっ、これって…!」  それを見たののかは何か思うことがあったのか、しばらく考え込む。 そして、チョコ作りのアイデアを思いついたようだ。 「…うん、これを使ってみよう。 素敵なチョコにしてあげますよ!」
 そして…ついに待ちに待ったバレンタイン当日。 「ぷゆゆ共、元気にしてたかー!」 「ぷー!!」  コンテスト会場には大勢のぷゆゆ達。 皆、この日を待ちに待っていたようで大きな賑わいだ。 「さあ始まりました、農園チョコレートコンテスト! 司会は、木缶木こんこが担当します!」  今日の木缶木こんこにはリングは見当たらず、元気いっぱいに実況を行っている。 「審査員はワシ、あなほり隊長。工事と料理はどこか通じておるから選ばれたというわけじゃ。 次に…」 「わたしこやしちゃん。茶色いものならお任せですの~ それと、フェリィが担当しますの。 よろしくですわ~」 「💪🙇」  審査員の紹介も終わり、会場の熱気は十分なようだ。 参加者は皆、自分の番を今か今かと待っている。 (大丈夫…僕ならやれるはずだよ)  その中でも緊張を隠せないののか。拳をぎゅっと握りしめる。 「それでは早速参りましょう。 エントリーナンバー1…なさけ!」 「なさの作品はこれなさ!」  なさけが自信満々に差し出したのは…ただのお芋。 「これぞチョコレート(多様性)なさ!」 「1点だねコリャ」 「1点ですの」 「☝😡」  当然ながら、審査員の評価も厳しい。 「おおっと、最初からまさかの最低点!波乱の展開です。 さてお次は、エントリーナンバー2…ゆめちゃん!」 「ゆめちゃんはねぇ、これだよぉ」  そう言って取り出したのは…どう見てもアレにしか見えない。 「ゆめちゃんの好物をチョコレートで再現してみたよぉ。 絶品だよぉ」  妙にリアルな柔らかめのチョコレートを、その場でモシャモシャ食べ始める。 これには審査員たちも頭を抱えているようだ。 「コリャ…出来は素晴らしい。けれど1点」 「1点ですわ。本物なら満点でしたのに…」 「☝🤧」 「おおっと、またもや最低点! 勝負の行方がわからなくなってきました! さあ、次はエントリーナンバー3…」 ------------  出番が近づいてくる。 「さあコンテストも残りわずか、最後の1人となりました。 エントリーナンバー120…野咲ののか~!」 「いくぞ…はいっ!!」  ついに出番。覚悟を決めたののかは、ステージへと上がっていく。 「お待たせしました。僕のチョコは、これですっ!」 「コリャ…カブトムシ!?」  ののかが持ってきたチョコレート。 それは、カブトムシの形をしたものだった。 「実はチョコ用の型がなくて…家を探してたらこれが見つかりました。」  ののかが何かを見せる。 それは昔に売られていた、昆虫のゼリーを作るおもちゃの型だった。 いつのものかは定かではないが、台所の奥にしまわれていたようだった。  審査員たちがチョコレートを見ると、ただ型を使っただけではなく、ピンクを基調とした様々な色に彩られている。 リボン型のチョコやアラザンのデコ、表情までチョコペンでかわいく飾り付けられていた。 「それで…お味はなんですの?」 「オレンジのガナッシュです。よければぜひ」 「😋👍✨」  ののかが見た目だけでなく味にもこだわって作ったチョコレート。審査員たちにも好評なようだ。 「…僕も昔は男の子らしいことに憧れた時もあったのかもしれません。 今は違う僕になって、でもそこまでの僕もあったわけだから。 これは、そんな今と昔の僕を表現したチョコレートです!」  一瞬、しんと静まる会場。 「あ、あれ…変なこと言っちゃったかな」  その直後…会場は盛大な拍手に包まれる。 「すごいぷー!!」 「ワシは感動したよコリャ…10点!」 「茶色の涙が出てしまいましたわ。10点ですの!」 「✋✋🥰」 「来ました、初の満点ー!! ということは…優勝は、野咲ののかさんになります!おめでとうございます!」  会場の盛り上がりは最高潮に達した。 ------------ 「優勝した野咲ののかさん、一言どうぞ!」 「わぁ…ありがとうございます。僕のチョコがこれだけ見てもらえるなんて、夢みたいです…」 「ふむふむ…そして、優勝者には、副賞の板チョコ1年分が送られます!」  こんこがそう言うなり、舞台の袖から大きな箱を持ち上げたグラサン達がやってくる。 箱は板チョコの形をしており、あの中にたくさん詰まっているのだろう。 「こんなに大きいものを…とても嬉しいです!」 「さあ、名残惜しいですが以上を持ちまして、農園チョコレートコンテストを……あれ?」  こんこが客席を見ると、ぷゆゆ達の様子がおかしい。 皆揃ってよだれを垂らしており…副賞のチョコレートに釘付けになっている。 「あの…もしかすると、この板チョコが食べたいんですかね?」  ののかはふと考える。 そして、考えた末に。 「…よし、決めました。 僕が、このチョコを皆さんに振る舞います! こんこさん、ここにキッチンってありませんか?」 「ええ、ここから少し離れた所ですがありますよ」 「それは助かります!そこでこれを調理してみますね。 皆さんに美味しいチョコをお届けしますよ~!」 「ぷー!!」  突如始まったののかのチョコレート配布会。 その賑わいは、空が真っ暗になるまで続いたという。
追記 こやしちゃんの性格はこちらのSSを参考にさせていただきました🥺👐 http://tulip-kako.fox-tools.workers.dev/test/read.cgi/tulipplantation/1722158719/
ぷゆもくんちゃんのチョコレートほしい🩷 !pay:100:ID:5hNNuZMn8主 - ★ID:5hNNuZMn8に100g🌷を送りました。
力作だ !pay:100:ID:5hNNuZMn8主 - ★ID:5hNNuZMn8に100g🌷を送りました。
そういえばもうバレンタインだったか
ののかくんちゃんのチ○コ食べたい🥰
バレン…?🥺
ワイにも振る舞って😡 !pay:390:ID:5hNNuZMn8主 - ★ID:5hNNuZMn8に390g🌷を送りました。
いい話だ☺ !pay:100:ID:5hNNuZMn8主 - ★ID:5hNNuZMn8に100g🌷を送りました。
✨happy end✨ !pay:214:ID:5hNNuZMn8主 - ★ID:5hNNuZMn8に214g🌷を送りました。
ののかくんちゃん優しい🥰 !pay:100:ID:5hNNuZMn8主 - ★ID:5hNNuZMn8に100g🌷を送りました。
いいね🥺
なさけのおばかっぽい感じ好き🥺
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みんなありがとう🥺👐 励みになります💪🥺
😭👏すばらしい !pay:1000:ID:5hNNuZMn8主 - ★ID:5hNNuZMn8に1000g🌷を送りました。