434 核撃てば尊師 2013/05/14(火) 15:47:44 ID:hCmYOuOk0
『さよならを教えて』(以下『さよ教』)は2001年、KoushinLawfirm制作の18禁ゲームである。
その筋書は単純だ。主人公・唐澤貴洋が弁護士業務のため訪れたネット掲示板で狂気に駆られ、依頼者の少年やなんJ民たちと異常な性的関係を結んでいく。
これだけなら凡百の「ネット炎上」と変わらない。しかし最終的には
全てがもともと狂気に憑かれていた唐澤貴洋の妄想 で、
ネット掲示板は公衆便所の落書き、依頼者の少年やなんJ民はカラスや野良猫、あるいは捨てられた人形や資料室の標本に過ぎないことがわかる。
指導教官は見舞いに来たKNS弁護士で、何かと世話を焼いてくれた保険室の女医は彼の父、唐澤洋である。
狂気を彩るのは、一見バグにしか見えないような画面上の演出だ。
バグにしか見えなかったために初動での評判は散々で、弁護士事務所は倒産。
のちに熱心な恒心教徒による評価が確立してのちは、今に至るまで中古市場での価格が異常に高騰している。