68 グナマーナ正大師 2015/10/10(土) 19:40:07 ID:ds4UF6Sc
ハゲ「ダメだ!!あー、ダメだ!!ダメだ!!」
時々嫌な記憶をフラッシュバックし、過呼吸に陥るヨシキ。どうにもならない苦しみの中、のたうち回りながら大便をもらす。もちろん症状が改善するはずもなく、掃き溜めと称されるヨシキの部屋は地獄絵図さながらと化していた。なおも苦しくなる呼吸、朦朧とする意識、いつしかヨシキは何もかもがわからなくなっていた。
苦しみの中、視線の先に眩い光を見たヨシキ。次の瞬間、一面に彼岸花咲き乱れる平原に自分がいる事に気がつく。彼岸花の鮮烈な赤い色が不気味さをより醸し出すその花畑はヨシキの痴れた頭にもその異常さを訴えるほどのものであった。
ハゲ「あっ、髪の毛が!!髪の毛が抜けるぅ~!!」
目まぐるしい状況変化にストレスが頂点に達するヨシキ。みるみるうちに残り少ない頭髪が抜け落ちる。あっという間にヨシキの頭から髪の毛が絶滅した。だがヨシキはその事実を受け入れられずさらに上乗せされたストレスがヨシキの精神を砕く。今日も壊れたヨシキはここがどこかもわからぬまま精神的逃亡を図る為に猛烈に粗末なペニスを扱くに至った。
ハゲ「あっ!!あやちっ!!助けてあやちぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!いぃっ!!いぐっ!!いぐっ!!ぱっぴっぷっぺっ・・・・・ぼぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
壊れた精神をさらに加速させ、意識を飛ばすヨシキ。結局なにひとつの解決もないままヨシキは再び気絶した。
どれほどの時が経ったであろうか。ヨシキは見慣れた掃き溜めの中で目を覚ました。ヨシキにとってはここは身の安全が保証された安住の地。悪夢から解放されたヨシキからはストレスが瞬く間に消え失せた。軽くなった心で鼻歌交じりに心の解放を喜ぶヨシキ。浮かれるままにふと姿見に目をやるとそこには頭髪を全て失った己の姿が映し出されていた。