【長谷川幸恵】雑談★337【恒心のビーナス】 (1000)

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463 グナマーナ正大師 2015/10/13(火) 16:46:31 ID:VT.neqzM

「事故を起こすから、チェーサーを使いなさい。他の車だと危険だからね」

Iさんが富士から東京へ向かう前日、尊師は電話でこうおっしゃいました。Iさんが「心の弱さ」という悪いカルマを持っていて、そのカルマが「事故を引き起こす」というのです。そのことがわかっていたので、尊師は事故の被害を最小限に食い止めようと、頑丈なチェーサーに乗るように指示されたのでした。

果たして、尊師の予言していた事故は当日に起こりました。

Iさんは、事故のことを次のように話していました。

「時速150キロで走っていると、突然意識がアストラル世界に飛んで、事故のヴィジョンが見えてきたのです。これはまずい、と思ってブレーキを踏んで減速し始めたのですが、130キロに落ちたところで、水たまりに入ってしまい、ブレーキが利かなくなってしまいました。そこで、慌てて自動車の側面を中央分離帯にぶつけて止めようとしたのです。これが事故のあらましです。幸いにも、尊師のご指示通りチェーサーに乗っていましたので、他に被害は及ばず、わたしも同乗のMさんも怪我はありませんでした」

そして、Iさんはフェンダーがボロボロになったチェーサーに乗って、東京へと向かったのです。

「あっ着いたぞ」

尊師がそうおっしゃいました。でも、チャイムも鳴らなければ、物音もしません。わたしは「そんなことはないでしょう」と思いながらも、ドアを開けたのです。すると、Iさんが立っていて、こう言います。

「事故を起こしました」

わたしは、すべてをはっきりと見ていらした尊師の神通力に、改めて敬服した次第です。

なお、尊師によると、あのとき思いきりポンピング・ブレーキを踏み続けていれば、事故は防げたそうで、それができなかったのは「心の弱さ」のためだということでした。