教徒の中で萌え豚路線賛同派と嫌悪派はどれくらいの比率なのか (181)

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120 グナマーナ正大師 2015/10/24(土) 21:49:14 ID:J9l6u1gQ

http://i.imgur.com/Ke81HUI.gif

メールを見た田中謙介は港区の自宅に急いで帰ってきた。自宅の扉を勢いよく開けると
「んちゅ・・プアッ・・はぁ、ん・・・」
薄暗い部屋の中、玖条イチソと伊東ライフが濃厚なキスをしてる真っ最中であった。
だが伊東ライフは椅子に身体をロープで固定されている。
「イチソ・・・なんのつもりだ」
組んだ腕がピクピク震えている。謙介が悔しい時に起きる癖だ。それを見てイチソは笑みを浮かべながら
「なんのつもり?ただ、ライフ君とグラブル同人を出そうという話を濃厚にしていただけですよ。田中さん?」
「田中P!違うんです!こいつは、イチソはお世話になった田中さんを見限」
ライフの口元に白い布を当てるイチソ。しばらくしてライフが動かなくなると布を田中謙介の足元に捨てる。
捨てられた布を見やっていた田中謙介がイチソの接近に気がつくのが遅れ、少し驚きながら後ずさる。
「ねえ?田中さん。ボクはただグラブルの同人誌を出したいだけなんですよ。勿論これまでと同じく艦これの仕事もやらせていただきますし。
 それに・・・田中さんもボクがいないと収まりがつかないんじゃないですか?」
最初は捨て駒絵師程度にしか見てなかったが玖条イチソのテクニックにより謙介はイチソにいつの間にか依存してしまっていた。

「しかしそれなら伊東ライフと濃厚な関係にならなくてもいいのではないかね?」
田中謙介はやや高圧的な態度を取り戻しつつ、半分嫉妬と半分正論で質問をしていた。
「田中さん。今回の夏イベ評判悪いじゃあないですか?」
ピクッと田中謙介が体を震わせる。
「ボクのアカウントの数値をいつもみたいにこっそりいじってくれなかったし、すごく苦労しましたよ。
 ・・・だからライフ君との行為は田中さんに対するちょっとした反抗です」
一瞬真顔になったが再び薄ら笑いを浮かべ
「でもそれだけじゃないですよ。ライフ君は発言力が大きいです。だから彼に新艦娘を描かせ、さらにゲーム内容を面白そうに呟き拡散してもらおうと思いまして」
イチソは言う。
伊東ライフの影響力で二次創作から艦これに新規が流れてくる、田中謙介はその新規を簡悔に落とし込めて楽しい。
売上も伸びて予算がでる、玖条イチソに仕事が増える。ライフも艦これ公式仕事で名声がさらに上がる・・・と。

しかし大きな問題があった。伊東ライフは【ノンケ】である。
「だからね田中さん。ボクらでライフ君の身体に直接教えてあげましょうよ。公式の仕事を得る喜びってやつを」
腕を組んで黙って聞いていた田中謙介だが冷静さを取り戻し、ズボンを大きく膨らませていた。
ゆっくりと伊東ライフに近づく田中謙介。
その後ろで月明かりに晒された玖条イチソが心底愉快そうに笑みを浮かべていた・・・。