20 - グナマーナ正大師 2015/11/07(土) 08:38:14 ID:5BGh.8eI
「DIOジャパン」不適正支出4億円、厚労省調査 被災地にコールセンター展開
東日本大震災の被災地を中心にコールセンターを展開していたDIOジャパン(東京、破産)の関連子会社18社が、
リース契約などで計約4億円の不適正な支出をしていたことが6日、厚生労働省の調査で分かった。
原資は国が都道府県を通じて交付した「雇用創出基金」で、同省は誘致自治体を通じ返還を求めるが、回収は困難とみられる。
関連子会社18社は、平成23~26年度、雇用創出基金から計約36億9300万円を受領。
だが、厚労省の調査の結果、このうち約2億6800万円は、本来、認められていない所有権移転特約付きのリース契約の支払いに使われ、子会社が電話やパソコンなどを保有し続けていた。
このほか、研修期間中の社員に委託契約外の業務をさせ、給与を基金から支払っていたほか、
誘致自治体に収入を過小に申告し、収益の返還を怠っていたことなども判明。計約4億550万円が不適正な支出だったと認定した。
DIOジャパンは震災後、岩手や宮城など計11県19市町にコールセンターを開設。
雇用の受け皿として期待されたが、各地で従業員の雇い止めが確認されるなど問題が相次ぎ、経営が破綻。厚労省によると先月、破産手続きを終えたという。
http://www.sankei.com/affairs/news/151106/afr1511060034-n1.html