24 - グナマーナ正大師 2015/11/07(土) 09:29:07 ID:nn.pNJO6
チェックサム 【check sum】
チェックサムとは、誤り検出符号の一つで、データ列を整数値の列とみなして和を求め、これをある定数で割った余り(余剰)を検査用データとするもの。最も単純な誤り検出方式の一種で、誤りの検出精度は低いが原理が簡単で容易に実装でき、計算コストも低いため、簡易な誤り検出方式として広く普及している。
チェックサムを用いるとデータの伝送や記録、複製が正確に行われたかをある精度で調べることができる。送信や記録の前にチェックサムを算出して元データに付加し、受信や読み出しの後に同じ個所のチェックサムを算出しなおしてみて、両者が一致しなければ、その区間に含まれるデータのいずれかに誤りが生じていることが分かる。チェックサムは誤りの検出のみ可能であり、訂正はできない。
例えば、4バイトのデータ列「0xC0 0xA8 0x00 0x01」(16進数表記)から1バイトのチェックサムを算出するには、C0+A8+00+01を計算して和(0x463)を求め、これを0xFFで割った(最下位バイトを取り出した)0x67がチェックサムとなる。データ列が長い場合は一定の大きさごとに区切ってチェックサムを算出・付加することが多い。その際の区切りの長さやチェックサム自体の長さは用途や実装により異なる。
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