744 無名弁護士 2018/01/17(水) 21:55:06.70 ID:jcVd5avy0
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**鶴田壮市氏
鹿児島県。海軍少尉。昭和21年5月28日、チャンギーにて刑死。40歳。
遺言書
鶴田みや殿
余昭和21年5月28日午前9時波荒きシンガポール・チャンギー刑場にて無実の罪ながら部隊の責任者として,将亦日本民族新生の為,罪を我が身に引き受けて帝国軍人として従容として死に就く。吾犠牲となり連合国の祖国に対する悪感柔らげば幸いなり。
最愛の妻よ,余内地出発前の教訓呉れ呉れも実行せよ。決して軍人の妻たるの誇りを忘るな。子供の教育は特に母としては相当困難がないとも限らない。余の遺言通り立派な国の柱として恥かしくない様“誠”を尽して教養せよ。
訣別に際し特に言ふ事なし。
岡崎一夫,吉田仲吉の諸氏復員の節父の事は良く分る事と思ふ。又神山隊長,上田盛雄様よりも御書面あるやも知れず念の為。(略)
辞世歌
正しく強く朗かに
生くる海のつはものらが
白雲乱るる南溟に
花咲く祖国を
偲びつつ死につかん
噫祖国よ妻よ子よ親類の皆様左様奈良
左様奈良