519 ip-32-55-54-196.fr.amsterdamresidential.com 2017/05/25(木) 21:29:32.14 ID:RdZRXaqi0
この世界から 地の味が
ものの見事に 消え失せた
甘い 黄色い あの地の味が
煙のように 幻のように
私の目から 衆生の目から
綺麗さっぱり 見えなくなった
あの地の味は発酵バターの色彩を持ち
バターのような色彩を持ち
発酵バターのような味があり
蜂蜜のような味の喜び 忘れられない
何故地の味がなくなったんだ
もしも 衆生がむさぼり離れ
適度に地の味 食したら
黄色の地消えず 地の味は消えず
今でも私は地の味を食べ
味著にふけり満足だった
衆生は無智だ 迷妄の中
むさぼったため 堕落した
地の味はおいしい
しかしそれにとらわれ そのため光が消えた
地の味にとらわれたために
粗雑な身体が身に備わり
飛行が出来ず 神聖世界から落下した
ところが衆生は 迷妄なるが故に
それらを忘れて ひたすら
味覚追い求めてやまずに落下のプロセス突き進む
新しく味覚の対象 たち現れても
貪り続けて 嘆き歌うたう