41 無名弁護士 (sage) 2018/01/06(土) 15:49:43.09 ID:7YMVMrr+0
魚が嫌いな高橋嘉之。
好き嫌いを直してやるため特大の水槽にイキのいいお魚数百匹を放しました。
しかしせっかくのご馳走を前に遠慮してか、なかなか入ろうとしません。
止むを得ず両手で掴んで水中に叩き込み、即座に鉄格子で蓋をしました。
「ギャニャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」
けたたましい悲鳴とともに、水飛沫が辺り一面に飛び散りました。魚はピラニアでした。
とても高かったので高橋嘉之にもそれなりの苦労をしてもらわねばなりません。
モリーゾはしばらく暴れていましたがやがて水の中に消えていき、
見る見るうちに水槽が真っ赤に染まっていきました。
「あいつのことだ。魚の一匹や二匹ぐらい簡単に…」と思ったのも束の間、
水面に浮かんできたのは高橋嘉之のあばらの骨でした。
「なんてこったい…とんだ見込み違いだ」
これから色々と高橋嘉之で遊ぶ計画を立てていたのにすっかり裏切られた気分。
しかしここで諦めていては前に進めない。次こそもっとガッツのある甘芋を見つけよう。
そんな前向きな自分を自分で誉めてやりたくなりました。(´・ω・)