698 無名弁護士 2019/04/07(日) 22:46:33.80 ID:9aWNzJD50
ただ、私が弁護を担当したとしても依頼人の状況が、改善を望めそうにない場合は、変な期待を持たせるようなことはせずデメリットもきちんと説明したうえで、
「お金を払うだけ無駄ですよ。だから、よく考えてください」などと、率直にはっきりと言うようにしています。[20]
もちろん、弁護士として私が教えられる知識はすべて惜しみなく伝えますし、それで自分自身で戦えるのでしたら、そうしたほうがいい、とも。
弁護士という職業は、下手をしたら人の弱みにつけ込むこともできてしまいます。
依頼人にとって何ら改善の余地がないと思っても、とりあえず依頼を受けて、ただお金だけをもらってしまう弁護士も中にはいるかもしれません。
しかし、私は、金銭的な価値基準で仕事は絶対に選びません。
お金になりそうだからとか、お金持ちの上得意客であるとかはまったく興味がありません。
依頼人が本当に弁護士を必要としているかどうかが一番で、次に私がやる意義があるか、を大切に考えています。