【板橋区高島平3-11-5-802 株式会社バリューラウンジ/TEL:080-5005-5499】糞高橋嘉之★76【糞無職に三田国際学園・大橋清貫が関与】 (1001)

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246 無名弁護士 (sage) 2019/04/09(火) 07:17:02.00 ID:pNybqrEl0

ご存知イソップ寓話の『オオカミ少年』は、子供たち向けにこの許容範囲というものがまったくわからないとどうなるかを描いている。
居もしないオオカミが来たなどとふれ廻っては、村人たちが大慌てするのを面白がったというのだから、村人は誰も当の少年の行いを容認するわけがない。
許容されない、ついてはいけない嘘の部類だった。イソップ寓話ではオオカミ少年の常習的な嘘にやがて誰も取り合わなくなる。
そしてそれがために、防げたはずの本物のオオカミの被害を防ぐことができなかったという結末になっている。

笑えない話ではあるが、しかし、これならまだオオカミ少年による度が過ぎたイタズラが凶と出た、で済むといえば済む。
ところが次のような番外編があったらどうだろう?もし、件のオオカミ少年、誰も取り合わなくなったと不服がって、確かにオオカミは来たんだと、大型犬の足跡を指して自分が見たオオカミの足跡だと言い出したらどうか?
さらにその足跡の立会い調査を隣町の村役なんぞに頼んだらどうか?「これが例のオオカミの足跡ですよ。一目瞭然。噂は聞いているでしょう?見るからに凶暴なヤツでして。
村になにかあってからでは遅いですから。」こうなると相当のところに行っており、イタズラではとっくになくなっている。

隣町の村役たちが言うならオオカミが本当に来たんだろう、と普通の人々、善良な村人たちの中にはオオカミ話を真に受ける人々も出る。
ところが、そこに当の大型犬が現れてしまったらどうなる?隣町の村役たちに少年から過日示されたものとそっくり同じ足型をその大型犬が目の前で残して行ったらどうだ?もちろん隣町の村役たちは事の仔細を理解することになる。
そうなると黙っていないのは隣町の村役たちの方だ。例のオオカミ少年をここに連れて来いとなる。往々にして事実はそんなところとなる。

さらに、このオオカミ少年が窮まって、「そもそも今までオオカミが来たと騒いでいたのは、遊牧の牛飼いだ」と言い出したらどうだろう?村の代書屋にそれらしくその自分の言葉を書き取ってもらって書状にしたらこう言える、
「まずは、この束の書状を見てください。牛飼いのヤツこんなことを・・・。」よくある語り口ながら、普通の善良な村人の中には真に受ける人々が出てもやむを得ないことかもしれない。

この番外編の解決策を考えるのは生徒指導のヒント探しとして無駄ではないだろう。最も有効な一つは村の広場にでも集ってみんな一緒に話を聞くことだと思っている。
個別にではなく、“一緒に”というところがポイントとなる。つまりオオカミ少年も、村人たちも、さらに隣町の村役も村の代書屋も、そして牛飼いも一緒になって話を聞くのがよい。
広場で各々が知るところ、聞くところを話せばよいし、それで話が行き詰まったなら、改めてあれやこれやを調べる係に頼めばよい。村にも世間にもその係はいるだろう。事実は係に任せればよいのである。

もちろん、こんな生徒はまずいないが、この手前くらいのことは時々見かける。そういう時は、関わる生徒全員を上記のように第三者を交える形で一緒に話させるのが経験上最もよい。
それぞれの事情もわかる可能性もある。難しい面ももちろんあるが、関係者で自発的、自律的に解決できるという点では一番だと考える。