501 無名弁護士 2019/04/11(木) 19:28:10.00 ID:MVMKF6Vk0
都内に住むエディトリアルデザイナー、高橋真樹さん(51・仮名)には、
故郷の板橋区高島平団地に88歳の母親と、30年以上ひきこもっている兄・高橋嘉之さん(53)がいる。
兄は40代の終わりに株式会社日立製作所を退職。
その後数社の転職失敗を経てから職が見つからず、自室にこもった。
高橋さんは長いあいだ、兄を重荷に感じていたが、
2019年に父親の死をきっかけに、約30年ぶりに会話ができるようになった。
「兄・高橋嘉之(53)のひきこもりの原因」
だと思い込んでいた父親と、死の直前に和解したことも転機となり、
兄・高橋嘉之(53)を受け入れられるようになったという。
ただ最近は母親・高橋收子さんの衰えが進み、身の回りのことができなくなりつつある。
1日前に電話で話した内容も覚えていないなど、物忘れも激しくなった。
今はデイサービスを週1回利用しているが、ホームヘルパーも使わざるを得なくなり、介護費用もかさみそうだ。
生活は新日鉄社員で鬼瓦のような顔を絶やさなかった父親である
故・高橋敏美さんの遺族年金で賄われているため、
母親・高橋收子さんが死去したら年金支給も止まる。
高橋真樹さん(51・仮名)さんは、兄・高橋嘉之(53)に精神障害年金を受給させるための手続きを始めた。
「社会復帰の望みを完全にあきらめてしまうのか、という思いから申請をためらっていましたが、
今後を見据えて手続きだけはしておこうと考えました」
https://www.businessinsider.jp/post-188725
悲しいなあ