52 - 一般神奈川県民 2021/03/23(火) 22:28:20 ID:78SXUgz5
なぜ6本の手足を持つ (大型) 動物 (哺乳類など) がいないのでしょうか?
6本の手足を持つ人間は4本の手足を持つ人間よりもいくつかの有益な点があるかもしれません。4本の脚により安定性が増し、手で何かを運ぶこともできます。
また一部の動物では、第5の手足の代わりとして機能するように鼻を発達させました。
ゾウは鼻の先端に指状の突起さえ発達させました。
陸上動物の祖先と考えられている最古の化石では、4本のヒレ/手足がありました。既存の脊椎動物の構造に、既にある何かから変化すること無しに2本の手足を追加することはできませんし、追加の手足の出発点として明らかに適切なものは存在しません。
指についても同じことが言えます。馬のように1つの足指しか持たない哺乳類もいれば、私達のように5本の足指を持つものもいます。しかし、生きている動物でそれ以上の足指を持つものはほとんどいません。
非常に初期の陸生動物の一部は、それ以上の足指を持っていました (1つは下に描かれています) 。これらは変化した魚のヒレに由来します。最終的に足指の数は5本にまで減り、進化によってそれ以上に増えることは困難だったようです。
私達の身体にはより多くの手指が発達する可能性が存在しています。余分な手指や足指は人においてまれな先天性欠損症(多指症)ですが、多指症で現れる余分な足指は、進化とは違った方法で発達します。
このルールには興味深い例外があります。パンダは手の端にある骨から親指を進化させました。それは私達が持つ骨の過度に長く、変異したバージョンです。
昆虫やムカデのような節足動物は、多くの手足を発達させ、それらは専門家から付属肢と呼ばれています。
それらは区分された体構造を持ち、新しい節が加わることで追加の手足を得ることができます。エビやロブスターのように節が融合する場合もありますが、それぞれの付属肢はそれでもやはり体の節から生じています。
これは非常に重要な進化の特徴です。既存の体の一部分からのみ変化を生じさせることができます。例えば、哺乳類は極めて多種多様ですが、それらはすべて共通した体構造からの変化にしか過ぎません。