255 - ムジャーヒド聖戦士 2016/02/07(日) 10:34:18 ID:pyO.WDbw0
「クワに渡したい物がある。」
事後、しばらくベッドの中で俺は監督と夜の打撃指導をしていたが、監督はそう言ってベットを離れ机の中から一つの小さな箱を取り出し俺に手渡してきた。
「なんですかこれ?」
「開けてくれれば分かる。」
恐る恐る箱を開けると中には指輪が入っていた。埋め込んである宝石はルビーだろうか?
「ええっと、これは…いくら何でも気が早すぎませんか…?」
「…そう言われても仕方が無いだろうな。だがそれは結婚指輪じゃないんだ。」
「と、言いますと?」
監督が語ってくれた話をまとめるとこういう事だった。