259 - ムジャーヒド聖戦士 2016/02/07(日) 10:35:18 ID:pyO.WDbw0
「そういう事だからこの機会にと俺は君への告白に至ったわけだ。」
「何故今に告白なのかと思ったらそういう事があったんですか…」
「君への思いは本気だぞ。」
「それくらい監督を見てれば分かりますよ。馬鹿にしないで下さい、俺はこう見えてももう立派な社会人なんですよ。」
俺の生まれは1993年。今年で22歳である。野球選手の歳の数え方がそれで良いのかどうかは知らないが。
「それはそうと是非とも指輪を受け取ってくれないか?」
「もちろんです、ありがとうございます。ところでこの宝石も元々ついていたものですか?」
受け取った指輪を色々な角度から見ながら俺は尋ねる。
「いや、それは俺の注文だ。金に関しては心配するな。それくらいの蓄えはあるし還暦を過ぎると使う機会も無いしな。」