89 名無しなのじゃ 2017/09/23(土) 20:06:44.36
明日は名古屋の本社で記者会見。国鉄から独立し、須田寛と唐澤洋からの自立を目指す当職は会社の経費で交通費を出す。
当職は節約なぞせずのぞみのグリーン車を利用して行くことにした。
東海道新幹線が大雨で遅れた後運輸省から注意されたが俺のせいではないと思い、
記者会見で「未曾有の災害が原因で正常で適切な運行だった」と釈明したら大炎上、
乗車するさいにみんなから冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に職員課時代を思い出す。「自分は社長だ、こいつらとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
当職が乗るのぞみは4列だ。適当に選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが隣が侍らせたくなる若い女性ということもあり緊張して寝られなかった。
そこで当職は小腹を満たすために列車に乗る前に買った弁当を食べることにした。
ガサゴソと包装紙からサンドイッチを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
ポテトの塩が濃かったのと車内が乾燥してるせいもあってお茶はあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくするとバスは新横浜で休憩についた。新横浜にはいろんな店があり当職は時間を忘れて食べ歩きした。
再びバスに乗り、バスは目的地の名古屋へ向け列車は出発したのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢六十にもなる男の奇声が名古屋行きのぞみの中でこだました。