139 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを (sage) 2015/07/18(土) 16:10:04 ID:BqN5qEFc0
SCP-10065 パリッシュ・オブ・マンフェ
Object Class: Euclid
取扱方:
SCP-10065のあらゆる情報は全て破壊され、情報汚染を防止します。SCP-10065内の全ての役所業務は、イギリス地方自治省及び????カウンティ役所の認可のもと財団エージェントが行います。また、SCP-10065の言語調査とヒューム値調査を常に行います。
SCP-10065-1はサイト-??の人型SCP収容室で収容されます。SCP-10065の住民のSCP-10065外への脱出は認められていません。また、外部の人間のSCP-10065内への進入も同様です。
概要:
SCP-10065はイングランドのマンフェ村と呼ばれる領域です。SCP-10065内の住民の間では、非常に強い訛りが発生していますが、その訛りは言葉の綴り・発音の面では現れず、文法上のものが大半を占めています。例えば、本来"30's woman"とすべき言葉が、SCP-10065の住民の間では、"30 generation woman"という非常に不可解な言葉として話されます。
SCP-10065-1は20代の日本人女性です。SCP-10065-1の知的能力及び体力は通常の日本人女性並ですが、英語学習能力は非常に限られており、どのように教えても、間違って覚えてしまいます。SCP-10065-1の話せる英語は、SCP-10065で話される英語と同期的な現実改変をしていることが判明しています。
SCP-10065はManglishと呼ばれる特殊な英語を話す村落がいるということで、財団イギリス支部のエージェント達によって保護されました。その訛りについてイギリス支部が全世界のサイトに問い合わせたところ、日本支部から「日本人の誤解する英語によく似ている」という返答が得られました。そこからインターネット回線を利用したヒューム値(現実改変度合い)の実況送信を行い、日本での10年に及ぶ調査の結果、SCP-10065-1を特定するに至りました。