SCP路線保管庫 (298)

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176 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを (sage) 2015/08/18(火) 23:29:47 ID:dFsn1f/s0

SCP-008 悪芋くん
objectclass:Euclid
悪芋くんのイラスト、その豹変ぶりを再現をするためにgifを使用 http://i.imgur.com/U5Ph16l.gif

取扱方: SCP-008は現在サイト-114に収容されています。現在SCP-008はある程度の意志疎通が取れるとされ野球のマスコットキャラの様にペンと小型のホワイトボードによる会話が行われます。SCP-008をフェーズ2に移行させないためにSCP-008に対し殺人欲求に駆られる映像の視聴、ナイフ等鋭利な刃物の供給、〔データ削除〕等の行為が禁じられています。フェーズ2に以降したときはSCP-008の保有する凶器(主にナイフ)を強奪し鎮静剤を投与してください、フェーズ2で暴れ出し職員の殺傷及び収容違反が確認された場合はSCP-008の殺害を行ってください。

概要:SCP-008は人型で2m弱の巨大なマスコットの着ぐるみの様な生命体です。素材は布製で質感も着ぐるみのそれですが後部にチャックらしき物はなくそれそのものが一つの生命体とされます。
知能行動ともに人間と差し控えが無く喋る代わりに野球のマスコットみたいに辺と小型のホワイトボードで意思疎通がとれます。
フェーズ1の段階では比較的財団に友好的で実験にも協力的ですが、殺人衝動に駆られたときあるいは鋭利な刃物を手にしたとき、〔データ削除〕によってフェーズ2の段階に移行します。
フェーズ2になるとその身体が黒一色にそまり顔が一気に邪悪な顔付きになります。そして若い男性の声で「ナイフで滅多刺しに殺す」とだけ発しながら手あたり次第人間を刺殺していきます。
これまで2回フェーズ2が発動され5人のDクラス職員3名の研究員が殺害されました。
現在は厳重な収容方法の下、フェーズ1の状態で保たれています。

回収記録
SCP-008は東京都〔データ削除〕でフェーズ2の状態で大量殺人を実行しようとしたところ財団の機動部隊α-334虎ノ門ヒルズに発見され大規模な収容作戦の下収容されました。当初はフェーズ2だけの存在だと思われましたがその後沈静化のちフェーズ1になり今に至ります。

補遺
要クリアランスレベル5
SCP-008のインタビュー記録
201█/██/██
『』内はホワイトボードでの表現
千秋博士:SCP-008、単刀直入に言う。何故君はナイフで滅多刺しと言う行為を行う
SCP-008:『ちあきはかせ、べつにぼくはべつにむさべつでひとをころそうとしてるわけじゃないんだよ』
千秋博士:お前・・・その事について答えられるのか
SCP-008:『ぼくには、ころしたいひとがひとりいる、そいつをないふでめったざしにしたいんだ』
千秋博士:誰だそいつは
SCP-008、少し時間をかけ文字では無く絵で表現
SCP-008:『 (http://i.imgur.com/jixudxv.jpg   SCP-008が描いた人物)』
千秋博士は絶句する
SCP-008:『もうおわかりだよね、そうSCP-40298の事だよ』
千秋博士:書ける文字は平仮名だけじゃ無かったのか
SCP-008次第に黒くなりつつある、フェーズ2に移行
SCP-008:『博士、今すぐここから出してSCP-40298の居場所を教えて下さいよ』
千秋博士:無理だそんな事、このままSCP-008を終了せざる得ないようだな
SCP-008:『博士も往生際が悪い、大人しく教えてくれればいいのに、邪魔さえしなければ殺す事なんてないのに、そう僕の目的はただ一つ』

SCP-008:『唐澤貴洋』ナイフで滅多刺しにして殺す

インタビュー終了、この後千秋博士は死亡が確認された、その後手違いで警察に逮捕(クリアランスレベル2~4までの人間には公安13課)に逮捕されたと言うカバーストーリーが行われる