SCP路線保管庫 (298)

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185 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを (sage) 2015/08/18(火) 23:37:05 ID:dFsn1f/s0

SCP-062 インタビュー記録

研究者Y:あのっ、何でこのような行為を…?
SCP-062:失礼、いささかあなたたちには刺激が強すぎたようですな。私は男も妊娠する社会を目指そうとしてその一環としてめぼしい男を探しているのです。
研究者Y:男性は妊娠することなどないはず、ですが
SCP-062:いやぁYさん、そういう旧時代的な考えはもうやめにしませんか。なぜ男が子を持ってはいけないのでしょう。あなたは理由を考えたことはありますか?そうそこに理由はないのです。私があなたたちと出会う前いくどもそのようなことを尋ねられましたが、誰も何一つ論理的に説明する者はいませんでした。
D-062-H:[うめき声](インタビューはSCP-062の実験後に行われている)
SCP-062:おやおやもうすぐ新しい世界への切符が出づるようですな。話を戻しましょう、そこで私は確信したんです。男が子を孕まない必然性は無いんだと、そして私はその能力を持っている。SCPと言ったかあなたたち財団方はこの能力そのようなものと認識している。
しかしこれからの時代むしろ男は積極的に子を孕んでいかなければない。

研究者Y:理解できませんな
SCP-062:考えてみてください、子が産むのが女のみの使命というのならそれこそ性差別になるのではないのですか?男女共同参画社会を目指す我々日本人にとって男は積極的に子を孕むべきじゃあないでしょうか。そういう性差を撤廃する一環として子共を作ろうとしない男に対して子を持たせるようにしているのです。
特に少子化も解消しますしこの日本にとっては一石二鳥でしょう。
研究者Y:だから下北沢で手当たり次第に・・・?
SCP-062:いやぁそう事を急いでは受け入れられない、まずは今まで子供を持つことのできなかったゲイや子育てからは解放されている老人などを中心に相手をしています。これは同意の上ですよ。今まで強引に私がことを勧めたことはほとんどなかった。

研究者Yのコメント:おぞましい。一文字一文字について理解のできない議論をまくしたてられインタビュー中の私の脳は既に限界であった。そうすると人が次にとるのは強引に納得である。今はこの目の前に存在する奇怪な存在の可能性を注目しようと思う

実験記録-対象者D-062-H
Dクラスは62歳の男性 :結果 妊娠するが死産

D-062-H:あああああああああああああああああああ!!!!!!!
SCP-062:あああああああああああああああああああ!!!!!!!
研究者Y:なるほど感動的である。
研究者J:いつぞやの風のうわさだがこの財団にはXKクラスを引き起こすSCPを止めるためのモントークという処置があるそうだ。どこまでが本当なのかは知らんがとても非情な措置だという。しかし今ここで行われている光景ほどひどくは無いだろう。
研究者A:(嘔吐)
D-062-H:(すぐに出産態勢に移る、この実験では4回目の再雇用を行っているため手術の必要は無い。)あああああああああああああああああああああ!!!!!!!!
研究者Y:何だあれは!?
研究者A:肉片じゃないか…あれが命とは程遠い
SCP-062:まいったなぁ、5回連続もうこれだ、しかしこれはこれで儲けものだ。
研究者A:どういうことだ…
研究者Y:少しの労働でそれなりの食肉を得る行為だという…つまりそういうことだ

SCP-062は収容室内の調理場で[データ削除]

(実験終了)