SCP路線保管庫 (298)

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217 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを 2015/12/28(月) 11:25:50 ID:VnHFE0HU0

SCP-2008 地獄の人工太陽

Object Class:Keter

取扱方:
SCP-2008-1はサイト-???の地下10 kmに位置する専用収容サイトに隔離されます。立ち入りの際にはGM計および防護服の着用が義務化されます。
収容コンテナ周辺は常に 600Kに保たれます。 室温が1000K以上を超えた場合O5に収容違反の兆候ありと報告されプロトコル-053 パーフェクト・フリーズが実行されます。収容コンテナはモリブデン製とし3重に囲います。中心部のコアへは融点5000℃以上の特殊素材による制御棒を8本挿し込みます。この制御棒は1週間に1回交換し破損部分が無いかチェックします。
さらに収容コンテナ周辺の250m領域に冷却水を通し外部への熱の遮断を行います。収容サイト内の電力源はSCP-2008から放射される熱によって150%回収されており一部は地上の収容サイト??にも流用されています。

SCP-2008の収容サイトによる核兵器武装はSCP-2008の収容違反を促進させるため適用されるべきではありません。現在の技術では完全収容違反した際のSCP-2008-1を制御する方法は見つかっておらずXK~GHクラスシナリオにつながる危険性も考慮すべきです。

概要:
SCP-2008-1は現在休眠状態にある大きさ2.8m程度のハシブトガラスの一種です。SCP-2008-1は??/??/20??に収容サイト??内で突然間欠泉が出現したことによって出来た穴(SCP-2008-2に指定)の調査によって財団の管理下になりました。有人調査では地下7km以上の探索は危険であると中止され無線型ロボットによる調査によって発見されました。
回収・収容時のSCP-2008-1は常に休眠状態であり。周囲にはSCPから発生する熱によって大きな空洞が生成されていました。SCP-???を用いた冷却作戦によりSCP-2008-1を一時的に無力化し専用収容サイトを設置しました。

SCP-2008-1は休眠時には3000K、覚醒時には10000Kの体温を持ちます。加えて致死量の放射線を絶えず放ちます。シュミレーションの結果から休眠状態のSCP-2008-1が1秒間に発するエネルギーは500TJ(広島型原爆10発分)に相当すると考えられます。一度SCP-2008-1は収容時に覚醒し興奮状態になり体温が急激に上昇したことがあります。その際の温度は[削除済]まで上昇し専用収容サイトの80%を破壊し、地上の収容サイトにも被害が及びました。
時折SCP-2008-1は口吻部から電磁パルスを放射します。このパルスは地球上の物質と相互作用を示しませんが、宇宙空間に到達しSCP-1548(scpjapan.wiki.fc2.com方向に進行しているのではないかと考えられています。
SCP-2008-1の起源、およびなぜ今まで覚醒状態による地上部への被害および電磁パルスの目的・組成について詳しい情報は不明です。