233 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを 2016/01/09(土) 15:27:59 ID:TNF5uGtE0
SCP-103 きゅうりの民
OC:Safe
SCP-103を描いたとされる巻物 http://i.imgur.com/NEvjf4f.png
取扱方:SCP-103は現在日本国内の山中にあるキュウリ畑を利用したエリア-334に収容されています。彼らに対しては取り分け必要な対処はありませんが彼らはキュウリしか食べられないので定期的にキュウリ畑を耕しキュウリを提供してください。
概要:SCP-103は体長50cmの白い毛並をした知能を持つ生命体です。その知能は人間の10歳~16歳くらいとされます。SCP-103は目が点の形状をして小さく口がネコの形状をしています。SCP-103は非常に穏健で平和的な生活を好んでいます。また人懐っこくすぐ「○○のお兄ちゃん(又はおねえちゃん)」と呼びながら接してきます、またSCP-103の体力は非常に弱く職員との些細な戯れでもよく怪我をします。
SCP-103はキュウリしか食せずそれ以外の食べ物を与えるとすぐ吐き出します。そしてSCP-103はきゅうりで作られた神像(きゅうりの神、SCP-103-A)を崇めています。これを壊そうとするとSCP-103は怒りだしSCP-103-Aの破壊を止めようとしますが非力故あまり効きません。
==要LEVEL3/2000クリアランス==
補遺A
この補遺が読めるクリアランスレベル3/2000以上の方ならこの地球の支配権がどのように変わったかはご存知だと思います。
ビッグフットが生物で文明を作り人間が科学でそれを塗り替えそして知的生命ゴリラがバナナによる社会を作り上げることを。この地球はかなりの回数でSK-クラスシナリオが起きています。普通に考えたらビッグフットが最初にこの地球の文明を作ったと考えるでしょう。しかし彼らもまたSK-クラスシナリオを引き起こして世界の覇者になったにすぎません。
最初にこの地球で文明を作ったのは他の誰でもなくSCP-103です。
彼らは地球の「原住民」としてこの地球上に集落を作りキュウリ畑を耕しキュウリを育てそしてそこから神像を作り崇めました。最初は今でいう███だけに生息していましたが「うんち!きうり!せっくす!」を標語に産んでは耕しきゅうりを食べ次第に地球全体を覆い一つの文明を創り上げました。そのレベルこそはビッグフットや人間、エウダイモニアそして知的生命ゴリラに比べたら低いですがそこには確実に地球の支配者としての姿はありました。その文明は常に平和的で素朴で安定しそれがいつまでも続くとばかり思われました。しかしそのきうりの文明も終わりを告げます。突然現れた侵略者によってその土地を奪われたのです。それはビッグフットではありません、もっと恐ろしい蛮族による物でした。最初は快く受け入れたSCP-103でしたが彼らによってキュウリ畑は荒らされ彼らの肌は牡蠣の殻で剥がされ虐殺されました。
その後彼らはどこからともなく消え去りビッグフットによる支配、そして人間による支配が行われます。その時彼らはわずかに残った山奥のキュウリ畑にひっそりと暮らしました。
原住民としてのSCP-103を知りたい場合は以下をご覧ください。