260 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを 2016/01/09(土) 16:19:29 ID:TNF5uGtE0
SCP-513 蛮族大移動
Object Class：Safe
取扱方：????博物館の職員証を持った職員1名以上が????博物館と提携をとりSCP-511に関する一連の情報を博物館地下の保管室に収容します。SCP-513に関する情報はクリアランス2以上の財団職員に以外に公開はされません。
概要：SCP-513は????～????に存在したとみられる未知の民族(SCP-513-1と呼称)に関する記述とその考古学資料です。資料の中には壺や皿といった生活必需品や斧や剣といった武具も含まれます。これらのアイテムは全てその時代に相応としたデザイン、機能性を持ちます。
SCP-513-1を記述した文書はSCP-513-2に指定されます。SCP-513-1に関する詳しい記述や矛盾性が無いにも関わらず現在財団が収容しているSCP-513を除いて考古学・地質学調査によっても、またどの国の歴史書にもSCP-513-1の存在を示唆する記述は見つかっていません。
SCP-513-2によるとSCP-513-1はおおむねSCP-334に近い姿をとっており文化的にもSCP-334と類似点が見られます。しかしその性格は好戦的で排他的です。SCP-513-1は????年ごろ食糧不足によって自らのテリトリーを脱し隣国に攻め入りました。この騒乱で少なくとも50万人以上の市民が犠牲になったと伝えられています。
SCP-513-1が占領した都市の市民は何十年かけてSCP-513-1の民族に融和していきます。最終的に100年程度でSCP-513-1に同化します。この同化とは単に国籍や言語の同化だけでなく姿形やミーム性においてもSCP-513-1に変化することを意味します。
新たなSCP-513-2が発見されるに従ってSCP-513に関する情報量は増え、それに付随するアイテムも調査によって発掘されるようになります。この武具なども時代の経過とともに相応に進化することが分かっています。
SCP-513-2の記述一部抜粋
???/?? もはや草も木も枯れつくした。この大地に食べる物は何もない。我々は神に見捨てられたのか。否、神は自身は自身の手で救済せよと仰せられる。神を崇めよ神を畏れよ神を奉れよ。✝きーめん✝
???/??ぼくたちの土地はどうなっちゃったの？どうして黄色い怖い人達はぼくたちのまちをこわすの？やぎうのお兄ちゃんは出ていってよ！
(セキュリティクリアランス3以上)
新たなSCP-513資料が見つかるにしたがってSCP-513-1の侵略領域はより拡大傾向を見せています。またSCP-513の学術的資料は最後に発見された時代より必ず後の年代を示します。ジェームズ博士は「SCP-513-1は今も生きておりこれ以上新たなSCP-513が発掘されれば我々の時代にSCP-513-1が顕現し、現人類と対立・戦争を巻き起こす危険性を孕んでいる」と指摘します。
ジェームズ博士の理論では年代と共にSCP-513領域は拡大し、この侵略速度を維持する場合2015年現在ではユーラシア大陸の80％に至る部分がSCP-513に支配すると考えられます。現在SCP-513が発掘された領域はシリア～イラク付近であり、財団によるプロトコル210-ヒストリーブレイクを実施しSCP-513の発掘活動を妨げています。
SCP-513のKeter昇格は未定です