62 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを (sage) 2015/05/29(金) 20:18:13 ID:z.dHgfCY0
SCP-2989 終わりなき裁判
Object Class:Safe
取扱方:SCP-2989のイベントが開始される前後3日間はイベントエリアを封鎖し武装したセキュリティクリアランス2の職員が交代で監視を行います。
職員は12時間以上の連続した勤務は推奨されません。また各地方の弁護士団と相談して、イベント日に裁判を行う案件は全て延期してください。
裁判所内から出現するあらゆる実体は武装職員によって終了させられます。
説明:SCP-2989は毎年??地方裁判所に5月11日に発生する異常現象です。イベント期間中??地方裁判所の2階は内部構造が変化し、無数の部屋とそれに接続する
廊下が出現します。部屋のスタイルは全て同一で裁判所に存在する一般的な法廷と寸法は同じです。部屋は2階の入り口から第一法廷とし、廊下を進むごとにその部屋番号
は増えていきます。現在第???法廷までの存在は確認できています。
どの部屋に入った場合でも人型実体とそれらが行う裁判の様子が確認できます。イベント期間中ではどの部屋においても裁判による争う議題は同じであり、被告人・原告・裁判官・弁護士
は全て同じ実体であると考えられます。傍聴人については法廷ごとにばらつきがあり、同一の実体が存在する場合とそうでない場合が存在します。
11/05/2015 Dクラスを用いた侵入記録 記録映像はセキュリティクリアランス3の承認が必要
裁判の内容は「ネットで誹謗中傷を受けた弁護士による訴訟問題」であり原告と弁護士は同一、被告人は???
弁護士・原告:SCP-2989-1 裁判官:SCP-2989-2 被告人:SCP-2989-3
第三法廷
SCP-2989-1は自ら受けた中傷について要項を読み上げた。
要項を読み上げるにつれてSCP-2989-1は未知の方法で傷付き、大怪我を負った。致死量に至る出血量にも関わらずSCP-2989-1はそのまま原稿を読み上げ
他の実体もそれに反応するようなことは起こらなかった。
第九法廷
SCP-2989-2側に小西と名乗る弁護士が出現する。第十法廷以降もこの実体は度々出現したが、全てホログラムで構成されており日本のアニメに登場する女性の映像を用いて
会話を行った。
第十五法廷
SCP-2989-1はSCP-2989-2に対してしきりにトイレに行くことを要求するが却下され最終的に???kg相当の便をその場で排出した。排便の際SCP-2989-1は130dB相当の大声を上げ
連鎖的に傍聴席の実体も奇声を上げながら排便を行った。結果的に法廷内体積の21%は大便で埋め尽くされた。この状況にも関わらず裁判は継続した。
第五十一法廷
全ての実体は重度の放射能被曝とみられる負傷が見られた。
第百六法廷
突然傍聴席の実体が立ち上がりSCP-2989に対して刃物で激しく攻撃した。SCP-2989-1が死亡するまで傍聴席の実体は複数出現し、それを制止することは無かった。
[データ削除]
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第三三四法廷
Dクラスの侵入するとともに首が水平面から90度傾いたSCP-2989-1実体が法廷の入り口に存在した。SCP-2989-1はDクラスに接触するとDクラスは即座に死亡した。ビデオ映像は首の無いDクラスを写し
その後法廷を出ていくSCP-2989-1実体の姿を写し終了する。