317 エッヂの名無し (L20 uDrd-6IQw) 2025/07/02(水) 12:42:22.224 ID:iKZPV2RNg
【田辺裕信のゆる〜い話】キックバックは競走馬が最初に克服するべき課題
新馬戦が始まっています。初めて競馬を経験する馬のなかには、前の馬が蹴り上げる砂や芝のキックバックに戸惑う馬が少なからずいます。
芝、ダートや状況によっても違いますし、馬にもよりますが、先々に向けてはキックバックを克服できた馬の方が、作戦の選択肢が広がっていきます。
もちろん、最初から気にしない馬もいます。
覚えがいい馬は1、2回で慣れますが、何度か経験が必要な馬も少なくないですし、なかなか克服できない馬もいます。
ダートの新馬戦などをよく見ていると、何頭か砂をかぶって頭を上げてもがくように走っている馬を目にします。
そういう馬でも、何度か経験すると馬群で我慢をして、直線で脚を伸ばせるようになるんですよ。
トレセンや牧場での調教レベルが上がってきていますが、このキックバックを経験するのはなかなか難しいのです。
ウッドチップとはキックバックが違いますし、
芝とダートであってもスピードはもちろん、頭数など実戦と同じような状況とは違います。
特にダートのキックバックは、地味に痛い。言葉では難しいんですけど、輪ゴムではじかれた痛みに似ているかもしれません。
レースでのキックバックは、初めて犬がシャワーをされるときに顔に水をかけられると嫌がるケースがありますが、これに似た感覚かもしれません。
初めて競馬を経験する馬にとって、レースでのキックバックは克服しなければならない最初の課題といえるかもしれません。(JRA騎手)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f3c43ec9dcf2b4c7d12014c249dbe153d975f75
いつもの