67 - 一般会計士 2022/03/02(水) 17:48:49 ID:m0p6NEn+
「世界の終わりも大好きです!」
ホロ酔い気分でそう語ったのは、法曹界のジャスティン・ビーバーこと無能弁護士のクロス唐澤(37)である。
唐澤はかねてより興味のあった音楽活動を開始し、手始めにロックバンド「ANAL WO KAIJI」を結成。自らギターボーカルを務め、ドラムに父洋、ベースにチンフェ長谷川、キーボードにうじじま土井という盤石の布陣を築くものの、ギャラの問題で土井が脱退し、直後に長谷川が失踪してしまうというアクシデントに見舞われる。
既に多額の費用をかけて結成記念ライブを大きく宣伝してしまったため、引くに引けない唐澤は父子二人だけでのデビューを余儀なくされた。
ステージに立った唐澤が「派手なパフォーマンスで注目を浴びないとバンドマン生活終わるナリ……。そうだ、当職の息子でギターを弾けばいいナリ!」と、ジミヘンの歯ギターやカート・コバーンの公開自慰に触発されたライブパフォーマンスを披露しようとしたその時、事件は起きた。
ギターのメンテナンス不足がたたり、切れてしまったスティール弦がしなるムチのように唐澤の息子を直撃し、根元から切断してしまったのだ。唐澤は股間からは血を吹き出し尻からは糞を吹き出しながら無事死亡。初ライブでパイプカット絶命を披露するという伝説を残した、虎ノ門の弁護士に相応しい壮絶な最期だったと言える。
この朗報に、バンドのマネージャーを引き受けていた同僚山岡は「『anal』って形容詞だから、正しくは『ANUS WO KAIJI』だよね。アイツネットに強いとか言ってたけど、よく調べなかったのかな」と辛辣なコメントを残した。
なお、次のセカオワのツアーには間に合うもよう。