特急やくも (12)

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1 - 一般別荘保有者 ★ 2022/02/17(木) 11:51:26.72 ID:XSs1s+6/0

僕の名は山岡裕明。1982年5月26日生まれの39歳だ。
生まれは島根県出雲市にあるふざけた田舎だ。
今思い返すと、高校時代までは自分はクソが付くほどの真面目な子であった。
県内の理数科を除くとトップレベルの難関に当たる出雲高校でも優秀な成績を修め、一年間は大阪の予備校で臥薪嘗胆したものの、翌年には晴れて東大に合格した。
地元では東大生の誕生の知らせに大盛り上がりだ。
自分が「東大生になる」という実感すら初期の頃は湧いていなかったのだ。

地元出雲とは異なり、東京には何でもある。
松江にはないものまで、東京23区に揃っている。
大学の友人から「淫行」というものを教えられた。
高校時代までには縁もない世界だ。
淫行と一括りにはしているが、実際には何種類も行為がある。
一人愉しむものから女の子と一晩過ごす長期プレイまでさまざまだ。
その中でも僕がお気に入りだったのはメスイきだ。
オスなのにメスのようにイくのが好きな男であった。
メスイきは楽しい。時間も忘れてひたすら同じ所だけに打ち込むことで性の絶頂が訪れる。
メスイきの時だけは勉強や課題が忙しくても一時的に幸福感ーそれは自分の中で生き甲斐ともいえるものーをもたらしてくれる。
時にはメスイきの魔法に囚われて留年してしまうという痛い経験もしたけれど、それでも何とか東大法学部を卒業し、時には中央大学法科大学院にもお世話になりつつ、2009年司法試験に合格した。
「これにて晴れて念願の弁護士になれるんだ。」
僕は嬉しかった。幼い頃から抱いていた夢が遂に実現することにただならぬ絶頂を感じた。

ところが、弁護士という職業は苦悩の連続だ。
司法修習が始まって数ヶ月で痛感した。
弁護士という職業は、人と人との繋がりだ。
依頼人と弁護士という関係。あるいは事務所内の弁護士と弁護士という関係。簡単そうに見えて実はこれが難しい。
東京にはべっぴんさんが多い。依頼人の多くが女性ということもあり、僕のチンコが疼く。
ビンビンの巨根の刺激に耐えつつ平常心を保つのは困難を極めた。
仕事中にイッてはならないことは東大卒の頭脳をもつ僕なら分かる。
しかしながら、僕の巨根は脳との主従関係が逆転しているようだ。
チンコは脳より強し。1年の間だけでも何回早漏したかは分らない。
その度に先輩から怒られ、オナ禁を言い渡される。
今までのように「イきたい時にイけないこと」、それが弁護士として最初に痛感した挫折であったのだ。