299 - がん患者さん (sage) 2016/05/24(火) 17:44:32 ID:5at1uzl2
時は平成ー。当時恒心界隈の最大権力を誇り数多の実績もお待ちあそばせ、最上級教徒の称号を欲しいままに名乗り給うたのはもちろん我らが御堂関白藤原太眉(ふじわらのふとまゆ)なり。
芸弁(げいのべん)の突如のりぃくに慌てふためき給うと思われた藤原太眉であったが、そこは眉毛の如く動かずしてなむ妙案を考え給うけり。
早速すかいぷ会議で一般人(いっぱんのきみ)、虐殺初心(ぎゃくさつのしょしん)、けんまP(けんまのぴぃ)、月永皓瑛(つきながのこうえい)を招集せ給うと、
「芸弁、いとあはれなり。我にあだなす者にこの世の終わり見せるべきか。けんまにて我、直々に断罪せし」と提案せ給う。
そう申し上げなさるとD(でぃ)のぷりうすに乗りて一路芸弁宅へと向かう上級教徒御一向。その顔には普段の実績を背負ひし上級教徒の自信みなぎりけり。
しかし道中、あはれまさかの誤算。
芸弁のりぃくせしすかいぷ会議でのいと臭き馴れ合ひを知りて激しく怒りし下級教徒達二七八三名は「太眉、許すまじ」と各々火を焚きし棒を持ちて待ち伏せけり。
通りかかりしぷりうすを見るや否や一斉に車に火を放ちて、車内の上級教徒達を焼き討ちせし。
藤原太眉、「あはれ」との給ひて眉毛の一本も残さずして焼失し、無事全員死亡し給う。
藤原太眉、辞世の句。
「恒心を わが世とぞ思ふ 恒産の かけたることも なしと思へば」
訳:(恒心界隈は俺の世界だと思っている。何故かって?それは俺の恒産で生み出した作品や実績に欠けたところがない程完璧な物ばかりだからに決まってるだろ)
これを聞きて血統いと優れし太き者(37)は「教徒間の内げばいとおかし。当職はふぃりぷんにて療養せし用事ありてこれにてなり」との給うと親の金にて唐より南へと旅立ちなさる。
なお藤原太眉一派は最低最悪の悪いものたちとして名を残して後世まで語り継がれる模様なりけり。(恒心記)