377 - がん患者さん 2016/11/29(火) 20:49:38.51 ID:bSox65ZL0
山梨県甲斐市の市立中学校が今春作成した2007年度の卒業文集に「将来橋の下で暮らしそうな人」「総理官邸に放火しそうな人」などの項目で、生徒のランキングが掲載されていたことが4日、分かった。
文集配布後の3月中旬に、名前を掲載された生徒の保護者から指摘があり、学校側は生徒宅を訪れ陳謝したという。
甲斐市教育委員会は、文集を回収し、当該ページを削除して、再配布することを決めた。
その名も「ランKing」と題された卒業文集のランキングコーナー。この中学校では毎年恒例のコーナーで、クラスごとに約30項目のランクを発表。
今回、4クラスのうち1クラスで問題が発生した。「将来橋の下で暮らしそうな人」にランクされた生徒の保護者から「不適切な内容があり、子供の心を傷つけた」と指摘があり、学校側は陳謝するとともに、この生徒に配られた文集のランキングページを削除したという。
このクラスのランキングは「モテモテ男子」「可愛い人」など、オーソドックスなものから「将来ハゲそうな人」「末期な人」などブラックなものまで32項目でベスト3が選ばれている。
甲斐市教委では、保護者から抗議のあった「将来橋の下―」以外にも、問題を指摘。「総理官邸に放火しそうな人」も不適切とした。
ほかに「新世界の神になりそうな人」「ホモ&レズな人」「KYな人」「趣味悪そうな人」などがグレーゾーンという。
「子供にしてみればギャグとしてやっていて、(当人が)同意していても、一般の常識で考えて、チェックが甘かった」と同市教委指導監。
中学校の校長は「生徒の心を傷つけることへの認識が甘かった」とコメントした。
当初は、当該生徒の文集のページだけの削除だったが、学校側は全卒業生の文集を回収し、当該ページを削除して再配布することを決めた。