401 一般職員 (sage) 2016/03/16(水) 21:19:05 ID:Y29C8kfc
http://www.sairingi.com/group/ippan/topix/topix4.htm
擬似便作成法
-埼玉県一般検査研究班法-
例:50μg/g便を作成する場合
上新粉(みたけ食品) 199g
凍結乾燥Hb(Sigma社)29mg
赤色色素(紅屋食品)0.5g
緑色色素(紅屋食品)0.5g
一回使用量として5.0gづつ分注する
使用時にPH7.0リン酸緩衝液5.0mlと等量混和し使用
粉末状で冷蔵保存により長期安定です。
添加凍結乾燥HbはシアンメトHb法で実測し補正する必要がある
(Hb理論値/Hb実測値)×添加Hb量=補正後添加Hb量
使用上の注意
①上新粉の選び方:これが曲者でして、メーカーにより水分含量が違うのです。
同じバッファー量でもベチャベチャになったりします。きおつけてください。
みたけ食品のものが手に入ればそれをお使いください。
何とこれは埼玉産の上新粉なのです。よろしく。
②混和の仕方:擬似便に添加した色素がこれまた曲者でして。
粉末試料にバッファーを入れてしばらく置きますと赤や青や黄色の
美しい色が現れます。まあ。きれい。
この色素が充分混和されたことの目安となり大変役立ちます。
この色素は、見た目にきれいで役にも立つ曲者なのです。
③使用する緩衝液:各社のデータを等しく評価する立場から
メーカーのバッファーは使いません。
PH7.0のリン酸バッファーで安定性等は充分でした。
我々は広域コントロールサーベイのために
用事調整可能な擬似便を開発しました。
広域サーベイ実施に向けよろしくご協力お願いいたします。
ご意見ご希望をお待ちいたします。
1999年5月21日