【河野太郎】雑談★21【国家公安委員会】 (1000)

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804 - 一般職員 2016/04/11(月) 11:28:50 ID:ySOT36NY

自分らしく、県条例と共に① 「声なき声」の結晶

約1200人の声を集め、条例制定に向けて活動した「つくる会」の平野亙さん(左端)ら=大分市

 「障がいのある人もない人も心豊かに暮らせる県づくり条例」は、障害のある人や家族、支援に携わる人たちの思いの結晶だ。
これまでに感じてきた苦しみや悲しみを声にできなかった人たちも含め、条例には約1200人の「生の声」が反映されている。

 声を集めたのは「だれもが安心して暮らせる県条例をつくる会」(共同代表・徳田靖之弁護士ら6人)。
「障害のある人が暮らしやすい地域は高齢者や子どもなど誰もが暮らしやすい」との思いから、条例制定に向け活動を続けてきた。
 まず取り組んだのが「声なき声」を拾い出すこと。障害のある人や家族がどんな思いを持っているのか。
何に困っているのか。聞き取りやアンケートで「本音」を集約した。
 障害のある人からは「全てが劣っているかのように扱われた」「車椅子姿を見た子どもから『変なものがおる』と言われた」
「親から『医療費がかかりすぎる』と言われた」など、生きづらさを感じている声が寄せられた。
 家族からは「この子より一日でも長生きしたい。それは、この子に先に死んでもらいたいということになる」と自分を責める声。
 さらに「育て方が悪いと言われた」「祖父母の誕生日に子どもが絵を描きプレゼントしたが、飾ってくれたのは障害のない娘の絵だけだった」
「身内から障害のある子どもがいることを知られると困ると言われた」など、他者からの言葉に心を痛めている現状が浮き彫りになった。
 共同代表の一人で、自閉症の次女(20)がいる平野亙(わたる)さん(60)=大分市=は「当事者や家族の中には、
こんなことを言ってはいけないのではないかと抑えたり、どうせ言っても変わらないと諦めたりしている人もいる。これはやっと出てきた声だ」と語る。
 (中略)
※この記事は、4月11日大分合同新聞朝刊19ページに掲載されています。
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/04/11/001054784

本物の声なき声を聞く本物の弁護士がいます