石破茂のネットリ系焼き芋専門店オープンしてほしい (4)

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3 野に咲く名無し@転載禁止 2025/12/18 (木) 11:41:27.268 ID:TFqesRfss

本日は、日本の秋、そして冬の風物詩とも言える「焼き芋」のあり方について、私の考えを少しばかり申し上げたいと思います。

多くの国民の皆様は、「芋など焼ければ何でも同じではないか」「温かければそれで十分ではないか」と、そのようにお考えになるかもしれない。しかし、それは断じて違うのであります。単に芋に熱を通すということと、真の意味で「美味しい焼き芋」を作るということは、全く次元の異なる議論であります。なぜ、焚き火でもなく、電子レンジでもなく、「石焼き」でなければならないのか。ここには、物事の本質に関わる極めて重要な意味が含まれていると私は認識をしております。

まず、電子レンジについてでありますが、確かにこれは早い。便利である。それは私も認めます。しかし、短時間で急激に加熱をして、目的を達成しようとするその姿勢が、果たして芋本来のポテンシャル、すなわち「甘み」を最大限に引き出すことになるのか、私はこれには極めて懐疑的であります。電子レンジで作った芋は、急激な加熱によって水分が飛び、どうしてもパサパサになってしまう。これは言わば、「国民の声、すなわち芋の水分を十分に聞かずに、拙速に結論を出してしまう」ことと同義ではないかと思うのです。じっくりと時間をかけ、デンプンを麦芽糖へと変化させる酵素、アミラーゼの働きを活性化させる。このプロセスを省略しては、納得と共感、つまり「ねっとりとした甘み」は得られないのであります。

では、焚き火なら良いのかという議論になります。「落ち葉焚き」という情緒、それは私も否定するものではありません。しかし、直火というのはあまりにリスクが高い。火力が強すぎて皮ばかりが焦げ、中はまだ生焼けである、という事態が往々にして起こるわけであります。これは、バランスを欠いた外交のようなものでありまして、外側だけ強硬な姿勢を見せても、内実が伴っていなければ何の意味もない。表面だけを焦がすようなやり方ではなく、もっと深層部分、芋のコアの部分にまでしっかりと熱を伝える必要がある。それが責任ある焼き方というものでしょう。

そこで、私が強く推し進めたいのが、「石焼き」という手法であります。熱せられた小石から発せられる遠赤外線、これが重要なんです。直接、火で芋を焼くのではない。石という「媒体」を通すことによって、熱が柔らかく、しかし確実に、芋の中心部へと浸透していく。石は温度変化を緩やかにし、余分な水分を吸収しつつも、必要な湿度は保ってくれる。これこそが、芋に対する最適な環境整備であります。

じっくりと時間をかけ、あらゆる角度から熱という名の議論を加え、芋そのものの良さを内側から引き出す。そうして初めて、あの黄金色の、蜜が溢れ出るような焼き芋が完成するのです。つまり、電子レンジのような拙速な解決でもなく、焚き火のような不安定な情熱でもない。石の熱をもって、じっくりと対話し、甘みを引き出す。これこそが、日本の焼き芋があるべき姿、まさに「石焼き一択」であると、私はそのように確信をしておるわけであります。