101 野に咲く名無し@転載禁止 2024/06/29 (土) 12:03:35.359 ID:ij902AVvS主
第6問です!これもわかるひとにはすぐわかるかも😳
浮かんでくるのは、判で押したように、いつも同じ光景だ。
お堂の暗闇をバックに護摩壇の上で燃えさかる炎。血の底から響いてくる真言の朗唱に、合いの手を入れるように弾ける、オレンジ色の火の粉。
そのたびに、なぜこの光景なのだろうと不思議になる。
ずっと、通過儀礼の際の催眠暗示が、それだけ強力だったのだろうと思っていた。
だが、この手記を書き終えようとしている今は、そうではないような気がしている。
あの炎は、きっと、変わらぬもの、未来に向かってずっと続いていく何かを、象徴しているのだろう。