12 野に咲く名無し@転載禁止 2024/12/26 (木) 18:03:23.728 ID:7EF29MP1C
「驚いたな。未だにこんな未開の部族がいるなんて。」
私はそう呟いて、彼らに文明の光──ちくわぶがおでんに齎す好影響についての科学的知識──を啓蒙してやりたい衝動に駆られた。
しかし私はそれをグッと堪えて、冷やかな沈黙とともにその蒙昧を蔑如するにとどめることにしたのだ。
外部からの先進的知識によって自らの無知を自覚させられること。
それが彼らのプライドをいたく傷つけ、農耕奴隷のなさけない顔に隠された酷く攻撃的な一面を呼び起こすことを身をもって知っていたからである。
K.Mok'Kanmoku『農園探訪記』より