19 野に咲く名無し@転載禁止 2025/01/24 (金) 21:14:53.947 ID:t677YO9xC主
だあれも見てゐない静寂な植木畑の空地で、その子は何度も飛び込みをくり返し、やがてそれだけでは足りず、雪原の上に寝そべつて、はじめはゆつくり、やがて熱中して、空地の一方のはじから他方のはじまで、二、三十メートルの間をごろごろ、行つたり来たり、じつに無我の境地で、余念なく転がりはじめたのである。