2 枯れ果てた名無し@転載禁止 2024/10/24 (木) 12:39:18.631 ID:mjVY0xi2O
マンチェスター大学は、INBRAINによる初のヒトを対象とした治験の舞台となる。腫瘍摘出以外の理由で、すでに脳手術を受けた患者最大10人を対象にグラフェン製デバイスを試験的に使う予定だ。治験の目的は、グラフェンが人間の脳に直接接触した場合の安全性を実証することだ。欧州委員会のグラフェン・フラッグシップ・プロジェクトが出資をしている。
手術を担当した脳神経外科医のデイビッド・クープは、INBRAINのデバイスは従来の電極よりも柔軟性があり、脳の表面にうまくフィットすると言う。「外科的観点から言えば、電極を配置するのが難しい場所にも配置できる可能性があります」と語る。脳機能マッピングに使われる主な電極は、プラチナ・イリジウムをシリコンで固めた円盤状のものだ。「それもあって、それなりに硬いのです」とクープは説明する。
こうした電極とは対照的に、INBRAINデバイスは脳の表面に貼る透明なシートである。厚さは人間の髪の毛の半分。そこに1本わずか25マイクロメートルの48個の小さな解読用グラフェン電極が入っている。INBRAINは現在、脳組織に浸透して正確な電気刺激を与えることができる2種類目のインプラントを開発中だ。