1 枯れ果てた名無し@転載禁止 (c740f312) 2024/10/31 (木) 19:49:13.932 ID:MsUQpKJ5X
1977年に打ち上げられたNASAの探査機ボイジャー1号は、2012年に太陽圏を脱出し、現在は星間空間と呼ばれる、恒星と恒星の中間の領域を航行している。
しかし、さすがに47年も宇宙を航行していると機器の老朽化は免れず、電気を供給する放射性同位体熱電気転換器(RTG)の出力も低下した状態では、地球との通信も困難になってきている。
実際、一昨年〜昨年にかけては5か月もの間、NASAの管制とボイジャー1号との間のコミュニケーションが途絶えるという危機的状況もあった。
このときは、NASAはフライト・データ・サブシステム(FDS)と呼ばれる通信機器の異常を特定し、データを地球に送信するための「パッケージ化」処理を行う信号経路を組み替えるという技を駆使することで、幸いにも通信を復活させることができた。
今年9月には、燃料タンク内のゴム製ダイヤフラムが劣化してスラスター内の配管の一部に詰まるという問題も発生したが、
チームは数週間かけて別のスラスターを使用可能な状態にする作業を行い、探査機のアンテナを正確に地球の方向に向ける能力を回復させている。